ちょっと、気になった……

幻想郷が無くなる、と言うこと。

http://homepage3.nifty.com/tachy/
ここの「web漫画」→「博麗神社のお仕事」にて、一つの方向性が。
この場合、《門》の消失を以て、幻想郷の存在そのものが、消失することを意味するから……
う゛ぁー……暑さでのーがとびそー orz

咲夜の寿命と、積み重ねている時間。

まぁ、いろんなところで指摘されていることだけど、“十六夜咲夜”と名付けられた女性は、元々『外の世界に居た女性』で在ると言うこと。次に、「月に人が到達したことに対して、眉唾だ」と言っていること。この二点から、彼女が生を受けただろう時間に関しては、1960年代以前と推定されているし、また、博麗大結界成立の時点以前(つまり、19世紀末から20世紀初頭)と考える方が妥当な場合もある。このために、彼女を「切り裂きジャック」と定義する考察も存在するが、この考察の妥当性を吟味すると、今回採り上げたい方向性から、激しく外れることになるので、ここでは、考えない。
まぁ、紅魔館一行が、博麗大結界の成立後に幻想郷に流れ着いたとしても、咲夜女史の積み重ねている時間は、優に40年を数えることになる。
……まぁ、現実の世界にも、中島みゆき女史のように、怖ろしく若い人もいるから、若作りと言う言葉を適応するのは間違いであろうが、この40年(おそらく、霊夢魔理沙の2倍よりは長い時間だろう)と言う時間が、彼女の積み重ねた時間の最低ラインとなるのだ。
まぁ、ここでは、まだ、人の領域。もっとも、彼女の能力を考慮すれば、この時点でも、人の領域とは言い難いだろう。
が、紅魔館一行が博麗大結界の成立以前から、幻想郷で暮らしているのだとすれば、一人の少女の能力に、目を付ける必要が出てくる。
そう。十六夜咲夜の主、レミリア=スカーレット。彼女の『運命を操る程度』とされている能力に鍵があるのだろう。
一つの可能性でしかないが、レミリアが垣間見せた悪魔としての慈悲が、彼女に、『十六夜咲夜』と言う名を与えることで、『死にまつわる運命』から解放したのではないだろうか。
死から解放されてしまったとしても、おそらく、咲夜は、レミリアに仕えることに倦むことはないだろうし、レミリアもまた、彼女を手放そうとはしないのだろう。
神の御前に立つこと叶わなくなったことで、咲夜の魂は地獄に堕ちた、と言う見方も出来るかも知れない。が、今彼女の居る場所、彼女の魂のある場所は、本当に地獄なのだろうか?
少なくとも、紅魔館での現在の暮らしの方が、それ以前の暮らしに比べて、天国に居るように見えるのだ。
永夜抄・キャラ設定.txtにもある。「人間は一人では生きられない」と。紅魔館であれば、その能力を持ってしまったとしても、受け入れられる。
それに、博麗の巫女にとっては、咲夜の能力などどうでも良いのだ。それどころか、人妖の違いすら、博麗の巫女にはどうでも良いことなのだから。