さ行

ざらつく
『表面の滑らかさが失われる』状態を指すことが多いこの言葉は、先の表現の通り、『精神的な不快さが想起された』時に使われる。
基本的に、良い意味で使われる事のない言葉。

上映版[じょうえい・ばん]
「劇場版」を冠する作品をはじめとして、映画館で上映される作品で、劇場公開された時点の内容を示す。
このような形で表現を分けるのは、『魔法少女まどか☆マギカ』などのシャフト作品のように、上映版と流通版との間で、演出が変更・修正されることがあるため。
対義語は、市場流通させるためにパッケージングされた、「パッケージ版」や「流通版」。
真事[しんじ]
実と実』の意。
『真実』と『事実』とをわける大きな理由は、『真実』は主観に基づき、『事実』は客観を備える*1、という筆者(=ふゆざきひであき)自身の世界観に依っているため。
真事の境界[しんじ・−・きょうかい]
『真実』と『事実』とを分ける認識境界のこと。
『真実』との解釈と『事実』との解釈とを分ける境界線を引く場合に用いられることが多い。
真事のスキマ[しんじ・−・−]
『真実』と『事実』とを分ける認識境界、そのもののこと。
「ナニカを『真事のスキマ』にたたき込む」との使い方が目立ち、この場合、「ナニカ」が『真実』なのか『事実』なのかが判らなくなっている場合が多い。

世界[せかい]
まどか☆マギカ」における舞台世界のルールに対する呼称。
基本的に、最新作を基準に呼称が設定され、2013年11月時点においては、テレビシリーズ版/前後編、「魔法少女はいずれ魔女に転ずる」舞台を『旧世界』。新編の「魔法少女は魔女にならず、円還の理に導かれる」舞台を『現世界』と定義する。
世界線[せかい・せん]
  1. 原義は、『四次元時空における粒子の動いた経路』。
  2. 作品中に於いて、同じ物語世界に属していながら、繋ぐ記述が確認されない二つの時点を結ぶ『物語/状況の流れ』の意。
  3. その物語世界に属する登場人物が歩んできただろう時間。
切なさ乱れ撃ち[せつ・−・みだ・−・う・−]
  1. 正しくは、『刹那五月雨撃ち』と書きつづる、ペルソナ1でのスキルの一つ。
    射撃属性のスキルなのだが、パロディアンソロジーの中で、このスキル*2を「切なさ乱れ撃ち」と解釈してしまい「『切なさ』を乱射する技」との妄想する四コマがあり、それが、ふゆざき的にクリティカルヒットだったので、気に入ってしまい使い続けている、ある意味死語。
    今では、「切ない話だな、ぉぃ」と言う状況に対して用いられる。
  2. とか言ってたら、俺と同じように使う人間が多かったのか、『真女神転生・ストレンジジャーニー』において、バッドステータス「消沈」をばら撒く銃撃スキルとして、正式採用されてしまった。
刹那五月雨撃[せつな・さみだれ・うち]
↑の項目の正しい記述。読み方自体は、どちらも一緒。
戦場で絆を感じる奴は絆地獄に堕ちればええんや
[せんじょう・−・きずな・−・かん・−・やつ・−・きずなじごく・−・お・−]
機動戦士ガンダム戦場の絆」と、同時期に稼動したcaveの「虫姫さま・ふたり」がプレイできないことに対する愚痴。
ただし、単なる愚痴ではなく、言葉遊び*3も含めた愚痴になっている。

素点[(そ or す)・てん]
実際の加点と、設定されている点数とが異なっている場合に用いられる表現。
得点に関して、このような表現が登場するゲームにおいては、
この素点をどのように利用するかが、最終的なスコアの大小に影響してくる。
空に向かってブーイング[そら・−・む・−・ぶーいんぐ]
「今日は出かけるぞ」と言う気分に水を差す雨に対して使われる、行き場のない怒りを表現している言葉。
特に、体調が影響してゲーセンに行けなかった日が五日間以上続いた後で、体調もほぼ良好、懐具合もそれなり、との状況下での雨に対しては、泣きながら言いたくなる言葉らしい。
当初は、一発ネタのつもりだったのだが、思いの外、自分の心境を表す言葉だったのでちょくちょく使われる結果となった。
この言葉が出たとき、四日市では雨が降っている、降っていた、と考えるのが正しいです。

*1:「事実は一つ、真実は人の数」などのような言葉は、この顕れ。

*2:ステータス画面では、ひらがなでしか表記されない

*3:「絆地獄」とは、「虫姫さま・ふたり」と同じcaveの弾幕STGケツイ〜絆地獄たち」から取られている