なんかSPEC見てから、お腹が止まんない…… ふゆざきです。
本当にねぇ…… 読み解くのが大変。あの作品は。情報が、いろいろと錯綜してて、それを解きほぐすので精一杯。
今日も今日とて、SPECネタ。
劇場版のコピーと、テレビシリーズで提示された情報とを突き詰めて考えてみると、
- 海野とニノマエは、それぞれ別の組織に関っているのではないのか?
- 同じ組織にいるのなら、ある程度情報の融通はつけられるのではないか? ということ。ところが、実際には、ニノマエは、海野の前に姿を現し、カルテの情報を盗み見ていること。
- また、海野側にも、瀬文の捜査を攪乱させるような組織的なバックアップを匂わせるような事実が提示されていること。
- 海野は、本当に自作自演のマッドサイエンティストだったのか?
- 海野は、『医者はいい。命を救える』とつぶやき、己のSPECを疎んでいるようにうそぶいている。
- 自らのSPECを疎う一方で、そのSPECによって引き起こされた病を駆逐する。テレビシリーズにおいては、海野自身による売名のための自作自演、との解釈が提示されたが、暴発させてしまった故に、と見方を改めると、冷泉同様、自らのSPECに振り回される、苦悩するSPEC HOLDERという見方が可能になる。
- サトリの襲撃以前と以後の『津田助広』は同一人物なのか?
- そもそも、『津田助広』とは、「名跡のようなモノ」との提示が、シリーズ中にある。
- また、サトリによる襲撃の後、捨て置かれた『津田助広だった誰か』に関する捜査は、一切が封じられ、それは『無かったこと』として黙殺されることになった。
- それ以外にも、存命でありながらも、「津田助広だった誰か」とならざるを得なかった者達も有り、その一人が、地居聖だった、との見方が可能になる。
- ニノマエによる、『津田助広』大虐殺は、『事実』なのか?
- ニノマエ十一、当麻紗綾。この二人に執拗について回っていた地居聖は、『記憶を書き換える』SPEC HOLDERだった。このことを受ければ、それが『事実』だったのか? という事すらぐらついてくる。
- 海野は、アグレッサーに殺されたのか?
- 重要なのは、「アグレッサー(公安零課)が手を下したのか?」という事。
- 公式サイトでは、アグレッサーが、という事になっているけども、『あの部屋』のだるまに関しては、実際に手を下さずとも、死亡を確認した時点で名前に×を付けてしまえばいいわけだし。
- ならば、『誰がコマドリを殺したのか?』となると、自らの所属する組織によって、その命を奪われた、との解釈もできるわけだ。
- 里中の娘さんへの施療行為が、裏切り行為とみなされたためにね。
- また、冷泉と海野のふたりが、故人となっていることは、だるまの件もさることながら、彼女の持っていたリストに赤で記名されたこと、そして、彼女のSPECの対象となってしまったこと。この二つの要因から、確定事項とすることができてしまう。
- SPEC・翔において、サトリは、本当に狙われていたのか?
いやぁ……ちょっと考えただけでも、これだけ疑わしき要素が出てくるのね?
疑わしき、というか、情報操作、というか、攪乱できそうな要素が、か。
それ以外にも、SPEC自体も、『事実』に関るモノと『真実』に関るモノ、という分類の仕方が可能で、メインキャラという点では、冷泉俊明、海野亮太、志村美鈴、××姉弟、一十一の六人のSPECが『事実』に。地居聖、星慧(サトリ)の二人のSPECが『真実』に、関るモノだったわけだしね。
でも、考えれば考えるほど、深い処に落ちていきそうでねぇ……おっかないのよ? 結構。
とかなんとかどうでも良いことをぼやいて、今日の区切り更新は終わり。
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*1:当麻が行ったようにSITなどの『真意』を知らない囮を使った攻撃など