『火垂るの墓』のOPも衝撃的だったけど……アレは……えぐかったわね。

ゴセシケのトラウマなんて、『風が吹くとき』に比べりゃ、屁でもないさ。ふゆざきです。
なんというか……幼心に、政府発行パンフのえげつなさに愕然としたもんです。


いやぁ……
風が吹くとき』の威力は、パないっすよ?
なんせ、30年近く前の作品で、俺は、当時発売されていた翻訳版のグラフィックノベルをザラッと見ただけ。
決して、全体を見ていたわけではない。けど……当時並んでいた「スノーマン」との組み合わせの破壊力は尋常ではなく、「スノーマン」のような作品を期待して眺めた、当時の俺の心に深々と突き刺さった。
それから程なくして、「風が吹くとき」が映画になると聞いたときは、その時のトラウマが想起されて、忌避する対象になっていたさね。正直、動画サイトに上がっている動画を見ようとも思えないぐらい。
まぁ、人によっては、これを究極のラブストーリーと見なせるんだろうけども、俺が、「合成怪物の逆しゅう」を越えるトラウマ作品と評するのは、当時の状況もあるんだわな。
80年代ってやつは、冷戦まっただ中で、特に80年代前半ってのは、その緊張状態をこぞって伝えるようなムック本がいろいろと発行されていたわけよ。中には、標的にされている可能性のある都市を列挙したり、中性子爆弾の生体実験の過程を克明に記録したムックとかもあったもんでさ……
で、そういうのに限って、目に付きやすい場所にあって、つい立ち読みしちゃうんだよねぇ……(遠い目)
あの時にみた、中性子爆弾の実験動物とされたロバの死に様は……今でも…… orz


あー……なんか、すっげーダウナーな気分になってきた……orz
うん。まぁ、そういう話で今日の区切り更新ってことに。
当時はねぇ……その緊張感もあってか、「風が吹くとき」、「ザ・デイ・アフター」、と言った核戦争の恐怖を描いた作品もいろいろ有ったからねぇ……(遠い目)

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