……自分の行動範囲にあきれかえる。
自分の今までの行動圏を把握してみるか、とはてなマップで確認してみると……
この範囲内を自転車で行動してんのか……
それもママチャリで。あほ一歩手前ですな。
さすがに、東西方向には、それほど広くはない*1んだけど、南北方向には、半径10km前後*2は見る方が良さそうな感じで。
……これだけの行動圏持ってたら、端から端までの移動を考えるような場合は、一日潰す覚悟が必要にもなるわな、と。
なんとももはや、って感じね。
……確かに、猛犬注意ではある。
――ん〜……まぁ、あと2軒回ってみて、ダメならここか いつものように価格を調べてから、店から出た俺の目に飛び込んできたのは、『エーリンで乗ってます』との言葉と、見慣れたアスキーアート。 とある自転車の籠に、ベタベタと見慣れたキャラのシルエットと、それを端的に表現するような一文の数々が警告ステッカーよろしく、貼られていた。 ――おいおい、何の冗談なんだ? 商業ルートにでも乗ってんのかよ? えーりんだけかと思って、自転車を押しながら、件の自転車をチェックしてみると…… 『猛犬注(ry』に『白黒つけます』『暴走注意』……あと、『献血募集』と言うのもあったか。 「確信犯かよ……」 ものの見事に、東方キャラ一色に染まったそのステッカーを見て、俺は、思わずつぶやいてしまう。 貼る方も貼る方なら、判る方も判る方ではある。と、自分でも思うのだが…… その思い切りの良さに、衝撃を受けた昼下がりの光景だった。
なんというか、『猛犬注』は、その通りだなぁ、と本気で思った。妖々夢で、『悪魔の狗』と明言された人物のシルエットだもんなぁ。