昨日は、ケルの洗礼を喰らってきたところだけど……
その時間、書くことに当てていたら、今週いっぱいのストックできていたのではなかろうか、とちょっと後悔(苦笑)。でもねぇ。昨日は、落ち着き無くしてたのよ。なんか知らないけど。さ。
新月期が間近になってくると、こういう反応が出るって事なんかねぇ……
さてと、本文を始める前に、いつものようにコピペでお茶濁し。
えーっと、物語の始まりは、9/18。おさらい程度のまとめは、00/2/3。
で、今のパートは、10/11から。
んでは、本文をば、どぞ。
Yuri learnt Lask had caught up #7
<- 『Yuri learnt Lask had caught up #6』 「『そんなこと』って、もう少し言い方無いの?」 サラリと受け流すようなクリスの言葉に、ユリが噛みついた。が、ラスクが彼女の制服の腕当てを引っ張って、抗議はいいから、との意志を伝える。 「知ってたの?」 「お嬢様からね」 とのクリスの返答に、 「それで、タイガさん居なかったんだ」 応じるように、ラスクがつぶやいた。その呟きを待っていたというわけでもないのだろうが、確認するようなラスクの呟きに、クリスの言葉が被さった。 「でも、『お疲れ様』を言うには、早すぎるわよね?」 ユリが理解できない、と言う表情を覗かせると、そんな彼女の反応を予想していた様な言葉を続けた。 「ラスクは、賢者……ううん。『賢徒』と呼んだ方が良いのかしら? 『賢徒』になるつもりで、ここに来たのよね?」 自分がここに来たときの目標、そして、今の自分の置かれている立場を、クリスの言葉で再確認させられた。だからこそ、クリスの言葉に、ラスクは頷く以外の反応を示すことができなかった。 「それにね、ラスク。魔導士の貴方が、次に昇格する、と言うことは、貴方が目指した、『賢徒』になることを意味していることぐらい承知しているでしょ?」 姉の言葉に、ラスクは言い返すことができない。が、クリスは、そんな弟に言葉を投げ続けた。 「『賢徒』になれば、今は名乗ることが禁じられている父さん達の名前を名乗ることが許されるし、何より、父さん達と同じ立場になるの」 クリスの言葉が止むと、三人を静寂が包み込む。自分たちを包み込む沈黙に、居心地の悪さと重たさを感じたユリは、なんとかそれを払おうと考えを巡らせるが、こう言うときに限って、まるでそっぽを向かれたかのように、妙案というモノが浮かんでこない自分に、ちょっとだけ不機嫌になっていた。 沈黙の重さに耐えきれなくなったのか、それとも、振り払えるのは自分しか居ないと悟ったのか、溜息を一つ付いて、クリスが口を開いた。 「それからね……ラスク。旦那様が仰っていたことなんだけど、父さんも、今のあなたみたいに、ちょっとませたところがあったんですって」 と、ユリを見遣りながら、含み笑いを浮かべる。 「何が言いたいのよ?」 「いえ、私たちの両親も、アカデミーが縁だった、と養父(旦那様)に聞かされたものですから」 と、抗議調のユリの言葉に応えるが、表情を改めると、ぺこりと頭を下げる。 「こんなことを言うのは早すぎるかも知れませんが…… ラスクのこと、よろしくお願いします」 「え、あ……う、うん」 あまりに突然のクリスの言葉に、ユリは、「シャロンの方が良いんじゃないの?」との反論を考えることもできずに、頷いていた。 To be continued... -> 『Report from Lask to Taiga #1』
ダベリ
……今日は、未定って事にする。
今、手元の#8相当の部分をどう決着させるかってところで悩んでるんだわ。
これが終われば、最終コーナー。三日間の物語の最後って事になるんだけど。そう。リアルでは、5週間近く経過してるけど、劇中ではたった3日、いや、二日も終わってないのよね。まだ。
さてと。まぁ、そんな感じで。今日はここまで。
巧く廻っていれば、明日、続きを書くってことで。