#37・『Lask the ADEPT』#7

ってのは、ケツイの基板価格。条件は、俺が買ったときと同じ、全純で。
とうとう80k(税抜き)ですか……数が減ってるんだろうなぁ。それだけ。
個人所有は、がっつり掴んで離さないから。
さてと、本文を始める前に、いつものようにコピペでお茶濁し。
えーっと、物語の始まりは、9/18。おさらい程度のまとめは、00/2/3。
で、このパートは、10/30から。
んでは、本文をば、どぞ。

Lask the ADEPT #7

<-『Lask the ADEPT #6』

「そういうもんなんか?」
 やけにあっさりと納得したカイルの様子に、タイガが質問を投げかける。
「まぁ、人にもよるんでしょうけど、上級一級への昇級から昇格までなら、六戦前後が目安になると思います」
「目安?」
 明確な数字ではなく、ぼかすような答えに、タイガは、その意図を問うた。
「ええ。言うまでもないと思いますけど、これより早く昇格する人も居ますし、昇格検定をクリアできずに足止めされる人もいるわけですが」
 とタイガの質問に答えた後、カイルは、まるでタイガにプレッシャーをかけるかのような言葉を続けた。
「でも、このクラスに限って言えば、昇格検定をストレートでクリアできない方が、珍しいのかも知れませんけどね」
「んな、追い込むようなこというなや」
 カイルの言葉に、ゾクリとしたモノを感じはしたが、努めて平静を装って、続きの言葉を促していた。
「で、これは、昇格・昇級とは、関係のない話になりますけど、いいですか?」
「かまへんけど?」
「魔術士の戦い方って、基本的に限られた回数に、全力をかけることが多いんで、大体一日でこなせるトーナメントの回数ってのは、限られてきます」
「まぁ、何やわな。無尽蔵のスタミナの持ち主なんて、そうそう居らへんやろうしな」
「なら、僕の言いたいことぐらい判りますよね?」
「……戦い続けとるうちに、スタミナ配分が出来るようになってくるってわけか?」
「そう言うことです。特に、ラスク君の場合、身体が大きいわけでもありませんし、また、連戦にしたところで、下手をすれば、連戦のうちに入らない、と言われてもおかしくない程度の数しかしていないはずです」
「言われてみれば、そうやな」
「ですから、平均的な数で考えても、ラスク君が普段、一日でこなすトーナメントの数の倍、場合によっては、三倍に相当する連戦をこなしていた計算になりませんか?」
「二日分から三日分を一気にやってきた、と言いたいわけや?」
 とのタイガの言葉に、カイルは頷いて答える。そんなカイルの様子に、タイガは頭をかきながら、咎めるような調子で言葉を投げかけた。
「そういう回りくどい言い方やめへんか?」
「へ?」
「要は、ラスクに、もう一日、休んどけって、言いたいわけやろ?」
「でも、今日来るかどうか、判んないんですよね?」
 と、自分の言わんとしていたことを、先回りして言葉にしたタイガの提案に反論を投げ返すのだが、
「どのみち、レオンとの約束があるから、HRには間に合わんでも、そのうち来るわ」
 とカイルの反論に、タイガは答えていた。

To be continued... -> 『Lask the ADEPT #8』

ダベリ

で、明日から、ラスク側に場面転換。正直言うと、昨夜のうちに最後までカタを付けておきたかったんだけど……困ったことに、最後まで到達できんかった。orz
とは言え、今週辺りでカタを付ける予定なんで、ね。
……簡単に終わらせるつもりだったのに、気がついたら、8週間も終わるまでに掛かっちまったい(汗)。一体、何が原因何じゃろ?
とか、反省とも言えない反省をして、今日のところはこれにて。
続きは、また明日。