XInput plusを使って、公式ドライバでも何とかできるようにしてみる。

x360cってのは、確かに便利なドライバではあるんだけど、その弊害として、このドライバの管理下にすると設定した360用コントローラーってのは、DirectInput専用になっちゃって、XInputでは使えなくなるってのがあるのね。
とは言うものの、持ってるPC用ゲームの大半が、DirectInput用で、XInputを利用しているのは、PSO2だけって状況では、そんなに拘る必要もないのかもしれないけど、XInput重視、って選択肢を取るってコトで、利用できるコントローラーを増やせるんじゃないかな、って思ったもんでね。

基本的なところはすっ飛ばす。

Xinput plusは、リンク先から拾ってきて、適当なディレクトリに展開。
展開したら、対応させたいソフトと同じディレクトリに、出てきた「xinput1_3.dl_」、「Dinput8.dl_」をコピーする。
XPの場合、この作業をしないと、最後に適応する段階でエラーを吐くので、この準備は大事。
ファイルが空き容量を喰いまくる、って思ったのならシンボリックリンクなどを駆使して共有するって手段もあるし。
ちなみに、環境変数PATHで登録したディレクトリに放り込むって手も無いわけじゃないけど、それをすると、検索順位の問題から利用されなくなるので、ひとまとめにする場合は、シンボリックリンクを張る必要がある。
あと、設定、というか、割り当てタブでの表示は、出力が左側、プルダウンメニュー側が入力になるので要注意。

東方Projectで利用できるような設定例。

実際には、フルパスになってるけども、ここはあえてのパス省略で。
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この手順のスクリーンショットでは、事前に試験的に設定した内容が登録されているので、変更してないけども、このような設定にしておくと良いよ、って程度の話。

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まず、左スティックとして出力されるデータを、左アナログスティックと十字キーとに割り当てたいので、複数キーを選択。

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複数キーに割り当てる要素を選択。
この場合は、左スティックと方向パッド(十字キー)の操作を、左スティック扱いにしたいので、両方指定。

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方向パッドを使えないことにしてしまうと、なんか面倒そうなので、とりあえず同じように埋めとく。

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左スティックの扱いと同じように、設定すると。

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設定の問題も有るかもしれないけど、紅魔郷の場合は、DirectInputでないと応対してくれないっぽいので、最後の仕上げに。

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DirectInput出力を有効にする。
ジョイスティックの場合だと、レイアウト的に、LT/RTも利用する可能性が有るのと、方向パッドの扱いを無難にするために、どちらもボタンに割り当ててある。

これだけの設定を行ってから、適応すると、紅魔郷の格納されているディレクトリに、XInputPlus.iniが生成され、対応できるようになる、と。