大泉さんは、主役なのに……

とかどうでも良いことを考えてしまう程度に、扱いが違ってて、何か切ない。


とかなんとか、どうでも良い話。
って事で、今日見てきたのは、「相棒シリーズ X DAY」。
本筋については、まぁ、適当に投げ棄てるとして。
フォーマットそのものは、実際、いつもの相棒でしたよ?
ただ、時系列が、S.10の最終話・最終パートよりも前*1なので、特命係には、右京さんしか居ないタイミングと言う辺りがポイント。
なので、単独でも動かし易い人物でもある、トリオ・ザ・捜一の伊丹刑事に白羽の矢が立ったという事なんだろうな、とかなんとか。


でも、見てて、引き込みつつも、追いかけているファンへのサービスも忘れないやりとりとか、伊丹刑事の特命係に対する評価を覗かせる辺りとか、きっちり作ってあるなぁ、と言うのが主な感想。その次に来るのが、「眼鏡かけてるおっさん、登場しすぎじゃね?」という印象。
タイミングによっては、画面にいる人物全員が、眼鏡をかけていることも有るとか、もうね。


うん。正直、1000円では、もったいないぐらいにお腹一杯になりました、って事で。
さぁ、次は……5月だ。
いわゆる、本筋については、相棒らしい入り組んでいるように見せかけて、実は、意外とシンプルというミスディレクション満載の流れ。
で、一件落着となったところで、落語のようなオチが来る、と言ういつものフォーマット。
陰謀が張り巡らされているように見えて、その陰謀そのものは、事件との関与が薄く、でも、片山雛子が出張ってきたら、ただじゃ済まないだろうな、と思わせ、実際そうなるとか。
そう言えば、意外に思われそうだけど、右京さんって、捜査二課にいた経歴があるもんで、それがらみでちょい役として登場したりね。


後は、特命係を見ると、苦虫をかみつぶしたような顔をする伊丹刑事も、実のところ、特命係を買ってるんだなぁ、ってのが判るやりとりがあったりね。
いやいや、普段とは違う視点の相棒も、やっぱりおもしろいな、と思える作品でしたよ、とね。

*1:事前に公表されている情報っぽいし、また、S.11#17で登場したサイバー犯罪対策課の岩月捜査官の台詞にあった、「前のこと」ってのは、この一件を指している。