あれ、レーティング掛かってたんだ。

確認してみたら、PG12だった。
ってか、ラストホープでも、兄者、丸刈りで出てたのね。丸刈りで出てると、どうしても、時節的にストロベリーナイトを連想しちゃってさぁ。


で本題。ストロベリーナイトインビジブルレインをみてきたり。
細かい話は、いつものように、地上波放送を……って言いたいところなんだけど、
コレと、『探偵はBARにいる』のように、PG12がかかってると、地上波で放送されるのかなぁ? って気がしたり。
まぁ、放送されても、深夜枠での放送ってことになりそうだけど。


話そのものについては、とりあえず触れない、ってことにしといて。
光と影の使い方がうまいなぁ、と思う場面があったり無かったり。それ以外では、田中哲司という役者は、雰囲気が広いなぁ、と。
個人的には、この田中哲司って、役者を知った、というか、意識するようになったのは、SPECでの冷泉俊明がきっかけになったから、にわかと言えばにわかの戯言だから、特に気にするまでもないと思うんだけど。


それ以外だと……公開されてから、まだ3日目だからね? 下手な事は言えないし、ってところか。
あ、でも、アレだ。キャッチコピーとなってる「姫川班、最後の事件」ってのは偽りない話なんで。
でなきゃ、「アフター・ザ・インビジブルレイン」での描写の仕方はないよなぁ、とかなんとか。


あれはなぁ……ヒドイネタバレだったからなぁ。
話の筋立てそのものは、よくある流れ、って印象。ただ、それにパワーゲームを絡ませて、結果ミスディレクションに繋がって、というところかな?
このミスディレクションにつながるのが、過去の軋轢であり、姫川主任の単独行動ってところだったのが、味噌でね。
作中では、4件の連続殺人、と認識されていた案件は、実際には、一件の殺人事件と、被害者三人の連続殺人事件の二つに分かれていた、と言うのがね。この絡繰りが見えた途端に、連続殺人側の犯人の行動が、判ってしまった、ってところもあったり無かったり。


けど、死人に口なしって言葉を、イヤでも実感する話だねぇ、と。「何を思って、『柳井健斗』は、それを録音していたのか」、「何を思って、彼は『柳井健斗』を探していたのか」って事は、語られることなく物語も終結しちゃったからねぇ。