動作不良が発覚してから約1ヶ月。一回、息を吹き返しはしたモノの、その後、念には念を、って事でサービスセンターに送ってみたプロギアさんが、今日、帰ってまいりました。
つまり、一つ上の見出しで、「察すれ?」と書いたのはそういうこと。
さて、それじゃ、事の次第を時系列に沿って、おさらいしてみようと。
5月11日。
この日、今日(6月16日)から、マイコンソフト・ダイレクトショップにて一般販売が始まったSC-500N1の(2回目だったかな?)ドライバ更新があり、それに伴って、CPS-2との相性の悪さが聞こえてきたので、
うちでも同じ状況になるのか?
と、確認のための実験をしてみようと、AV-7000*1とプロギアさんを引っ張り出したわけよ。
この時に表示された画面が、左の画面なワケでね……
なんというか……ねぇ。
その前に稼働させたのが、10年9月。で、購入したのが、05年12月。購入してから、一回も電池を弄ってないし、また、購入する以前でも、電池が交換されているかどうかも定かでないので、
「あ゛、その日が来たんだな」
と半ば納得してしまったんだね。
5月12日。
ツイッターで、おいらをフォローしてくれてる、のすけさん(@konosuke)が、「テストスイッチが押下されっぱなしになっていたんじゃないか?」(超意訳)って提案をしてくれたので、当時ごっちゃごちゃで窮屈な状況の中で稼働させていた事を思い出して、
「そんな事も有り得るのか」
と思って、周辺がクリアな状況で、再び通電。
表示されたのは、前日のモノと同じでした。
(´・ω・`)
この時点で、修理だな、と覚悟し、お給金が出る月末まで、そっとしまっておく日々がスタート。
6月1日。
前日にお給金が出た*2ので、一念発起とばかりに、購入店のトップスに修理の相談のために電話をかけることに。
症状を伝えてみると、返答は、こちらも予想していた電池切れの可能性との事。こればっかりは、トップスさんでもどうこうできず、メーカー、つまり、カプコンに修理に出すことになる、との話。
この時に、カプコンの場合は、業務用基板の修理であっても個人からの依頼を受け付けてくれる、との情報をいただき、サービスセンターの電話番号を教えていただくことに。
で、だ。その後で、試しに通電させてみたら、今度は……こんな調子ですよ。
それでも、そのまま手元に置いとくのは恐かったんで、修理に出すつもりだったのは、言うまでもないんですがね?
6月2日〜8日
この時期は、梱包材をどうするかって事に終始してた頃。
一応、病的なまでに梱包材やら緩衝材やらをとっておく癖があるので、オクで落札した時の梱包材・緩衝材やら、通販での梱包材・緩衝材やらで、実梱包には困らなかったんだけど、静電気対策が一番の懸念材料だった事と、それらを納める箱をどうするか? って大問題が発生。
静電気対策のほうは、一時、エアパッキンで充填まで済ませるか? と思ったんだけど……
販売単位が42mのロールであることと、600mmではCPS2の梱包に使うのに妥当なサイズかどうかが不安になった所に、Net de ATTって店が、400mm×500mmというサイズの静電・帯電防止袋を販売していたので、それを購入して実際に納めてみて、「あ、これは行ける」と判断。
で、箱のほうは、うち、タバコの小売もやってるもんで、その定期配達の際に持ってきてくれる箱*3をそのまま流用することに。
これで、梱包・充填のほうは、クリアになった次第。
6月9日。
意を決して、カプコン・サービスセンターに電話。
丁寧な対応をしてくれたので、同梱しておくべきものや、送る先、などの情報をいただいて、こっちも、準備の最終段階に。この時に教えてもらった情報は、敢えて伏せさせてもらう。
一応、ね。ちゃんと、段階を踏んどこうよ? って話でね。
あ、でも、見積もりが欲しいときは、修理依頼書に『事前見積もりをお願いします』と一筆添えておけば、連絡して貰えるので、知っとくと良いよ。
6月10日。
この日は、定期配達の受け取りや、書類の作成。梱包、と言うより、充填材の準備やら、SFCカセットの再生に使う工具の調達やらで、一日が潰れることに。
とは言え、この日のうちに梱包は終わっていたんだけどね。
6月11日。
で、この日に発送したんだけども……
正直なことを言うと、この日に発送する必要はなかったような気がするんだ。うん。
実のところ、この翌日でもよかったぐらい。
6月15日。
13日に到着したプロギアさんの件で、サービスセンターから見積もりの連絡。
この時に、告げられた料金が、あまりのことで、軽くパニックになりました。
感想。
まず、プロギアの嵐という、CPS2タイトルの中でも、後期というか、末期? の作品の修理に関する話なので、それ以前の作品でも適応できるかどうかは判んない。
けど、今回の修理では、一般に言われている程、高額ではなかった。8000円弱。
修理の内容については、同封されていた明細書に記載されていたので、それを書き出すと、
- 部品不良。
- 処置は、リチウム電池の交換。
- セキュリティ不良。
- 処置は、カスタムICへ、セキュリティデータの入力。
の2つ。
つまり、今回の動作不良では、電池交換をしてもらった、と言う結果になる。ので、当然、修理代金は、それなりにはなったんだけども、20kだなんだと噂される程ではなかった。むしろ、その話を聞いていたら、想定外と言える程の額。当然、その額では、部品代なんて項目が入ってくるとは思っていなかったので、軽く混乱してしまったんだな。
でも、まぁ、これで、ね。あと5年は交換からは解放されるワケだから、そんなに高い買い物でもないかな、って気はしてる。何より、欲しいCPS2タイトルがそんなに多くないから、ってのはあるんだけどね。
一応、今回の一連をツイッターでもネタにした時に、「動作したのにセキュリティ入力?」ってリアクションもあったんだけど、電池切れの発症例の中には、最後の動作確認から、一週間以内に電池切れで発症した、って事例もあったので、二週間のタイムラグで、電池切れが発症する、って可能性がゼロだとは言い切れないんだな。