突拍子もなく、SPECの話。

さてさて、ちょっとばかりハマってしまったSPECなんですがね?
これで、ちょっとばかり気になることがひらめいたもんで、それをネタにしようかと。
公式サイトに記載されている、海野のSPEC『病の処方』。これを発動させるためには、本人曰く、『相手の体をスキャンし、弱っているところに額をあてる』となっているんだが……
この『弱っているところ』と言うのは、対象が消耗しているなどで弱体化している、と言う意味なのか、ウィークポイントやウィーケストリンクという意味合いでの『弱っている』なのかがはっきりしないんだな。
どうして、取るに足らない表現が気になってしまったかと言えば、丁の回(第4話)において、海野が里中梨花に額を中てる場面があった。この場面を見て、ケイゾク自体から場数を踏んでるような連中は、海野がクサいと感じたわけだが、よくよく冷静になって考えてみると、前者の意味合いならば、消耗した対象であったので自由に病を処方することが出来た、と解釈できるんだが、後者の意味合いの場合、それで、ジェニファー氏病を処方できるとは考えにくいためなんだな。
で、そこに加えて、己の回(第6話)にて、当麻がハッとしたように「UNNO」と書いて作り上げた、スラッシュゼロの文字。ここから、当麻は海野の怪しさに到達したわけだが、これにしたところで、穴があってしまう。
と言うのも、Nが一つなくなる、『ウノ(UNO)』でも良いし、そもそも、Uすら必要ない『オノ(ONO)』でも良いワケなんだから。
となると、己の回での海野の行動は、それ自体がダミーであり、被害者に触れても不自然さが無く、また、ある程度自由な器官に病を処方できるSPEC保持者の存在を眩ませることに主眼が置かれていたのではないのか? と言う解釈もできるな、とかなんとか……(苦し紛れに)思いました。思ったんです。


しかし、こんな事を考えていても、SPECの主題ってのが、「真実の隠し方、暴き方」ッて気がしてくるから不思議だな。