PS2版が奇跡的すぎたのか、それとも……

とりあえず、発売当日の熱も冷めてきたんで、黒往生Exの理解に苦しむ部分とかを。


実績wikiの方に、黒往生Exの全実績とXモードの開放の手順*1が記載されているんだけども……
Xモードって、初心者をより楽しませるための仕掛けがいろいろと搭載されているわけじゃんか。
Xショーティアの大復活1.5ボムスタイルとか、Xレイニャンの疑似大復活1.5パワスタとかさ。
にもかかわらず、Xモードの開放って、白往生と黒往生との累計ゲームプレイ時間が6時間を超えること、って……
公式には、『簡単な条件を満たすことでメニューに出現します』とある。
……どこが、『簡単な条件』なのかを、
小一時間問い詰めたい心境だったりするんですけど?


そりゃ、さ。俺もね。昨日一日で、4時間30分のプレイ時間*2を累積して、FREEPLAYにしたさ。それだけじゃなくて、5時間越えて、プレイ回数も50回越えたところではあるけども……
まだ、Xモードは開放されてない。
当然だわな。プレイ時間が6時間越えてないんだもの。
問題はさ、この6時間プレイというハードルをどれだけのプレイヤーが越えられるかってところなわけさ。
PS2版なら、6時間プレイってのは、そんなに高いハードルでもないかもしれない。むしろ、自分のプレイを記録しながら、シミュレーションとかでパターン構築とかやっていれば、あっという間に2時間ぐらい経ってるかもしれないんだから。けど、こっちのゲームモードには、シミュレーションモードが無く、トライ&エラーが苦行になりかねない状況では、6時間は言うに及ばず、4時間半の累積を出せる人間の方が少ない可能性すら有る。


そりゃ、気が狂っていると言いたくなりそうなぐらいに、至れり尽くせりで、それに輪をかけるように、ますます狂ってると言いたくなるような高難度弾幕を撒き散らすボスラッシュモード・『デスレーベル』を搭載したPS2版と比べるのは、間違っているかもしれない。
けど、比較対象として妥当なソフトが、この(良い意味で)狂ってると言わんばかりの再現度のソフトしかない以上……
どうしても、そのコンセプトや再現度、メニューでの挙動など……勝っているのが、XBoxLiveを介してのランキングにしかない、と言う程度では……
評価を下げざるを得ない。
実際、cave派で、シューティングラブを買っていない俺でも、ファミ通クロスレビューの点数は、妥当なものだな、と頷きたくなるような状態*3なんだし。


今回の黒往生Exで一番致命的なのは、2ボスの百虎発狂の弾幕に殺意・殺気がないこと。
これに関しては、俺自身が、場数を踏んで経験を積んだから、楽に感じるようになったのかと思ったんだけど、PS2版をあらためてやり直してみて判った。
この弾幕に殺気を感じられないこと自体が、ダメなんだ、と言うことに。


しかし……黒往生でこの有様だと……ケツイが不安になってくるな……
今度も、また、ARIKAの移植作品と比べられることになるだろう事を考えると。
この状態では、黒往生の基板の価格、上がりそうだな……

*1:って、当日中にXモード開放の条件が確定する辺りは、とんでもないけどさ。

*2:通説的には、5時間プレイとなっているが、実際は、初起動の段階が1CREDIT。30分プレイで、1CREDIT追加されて、累計10CREDITSになれば、FREEPLAYになる。つまり、9CREDIT追加されれば良いので、270分プレイということになる。

*3:下手すれば、黒往生のほうは甘い採点だよな、と言いたくなるほど。