初日のRunner#9

最近、DSの稼働時間が減ってるんですけど。
その分、箱○さんが動いてるって話は内緒な。

ピニャータってねぇ……なんかもこもこしてるピニャータが良いんだ。

<-『初日#8』

 アトリウスが漏らした言葉には、二つの意味がある。一つは、彼が打撃面で戦闘に参加したところで、前衛の中でも攻撃力が劣るティターニアよりも、小さな傷を負わせることしかできない事。
 そして、もう一つが、『毒吹きアゲハ』と言う魔物を、F.O.E.と呼ばれる特定の魔物よりも、さらに注意を要する魔物に認識させることにも繋がっているのだが、肉体を蝕む遅効性の毒素を、現在のアトリウスでは、消し去ることができない事も意味している。

 前者の理由では、同様に後衛に位置するラスクも、アトリウス以上に非力であるために、物理的攻撃手段でのアタッカーとしては、期待されていないのだが、彼には術式攻撃という武器――そのために、術式が使えなくなれば、パーティのお荷物となってしまう事にもつながる。――があり、しかも、彼が指向した雷撃系に対し、『毒吹きアゲハ』と言う魔物が弱いことも、ラスク一人が一体の『毒吹きアゲハ』をアタッカーとして担当する要因の一つといえるだろう。
 後者の理由としては、アトリウスがメディックという立場で、このパーティの生命線を担っていることにも関係するのだが、今の彼の治療技術では、毒に冒されたが最後。戦闘中に、解毒という治療行為を行うことができないのだ。
 確かに、対処療法という選択肢も有るのだが、それが有効手段となるだろう相手は、最前線に立つユリとティターニアの二人に限られ、残りの三人が、特に、アトリウスやラスクが毒に冒されることは、パーティの壊滅、ひいては全滅に繋がることを暗示している。それ以外にも、毒に冒されることの恐ろしさは、エリアルが放つ毒蛇の名を冠する鞭の技の間接的な威力の大きさを目の当たりにしたことも挙げることができるだろう。

 その代わり、アトリウスには『戦闘を生き延びること』という重大な役割が担わされている。これは、彼が、戦闘終了後に、不可避の負傷に対して、手当を行う技術を習得しているからだ。
 無論、生真面目なティターニアも、最初のうちは、彼の軽口を正そうと毎回毎回小言を返していたのだが、第三層に到達できるようになった程度の回数、戦闘をこなした頃には、あきらめたのか、それでリズムが崩れなければいいと折れたのか、定かではないが、正そうとはしなくなっていた。
「言うまでもないと思うが、毒をもらったりしたら、諦めてくれな。今の俺にゃ、戦闘中に解毒する腕なんぞ無いんだから」
 アトリウスが、トドメとばかりにはなった言葉に、皆は口々に、「言われるまでも!」と答え、飛びかかっていた。

  • >『初日#10』

なんつうか、はしょりてぇ……
ヒドイ話だな。月一以下の頻度の更新で、枚数は、2枚半。んで、挙げ句の果てに、はしょりたいと来たもんだ。
やっと、峠の一つの戦闘開始なんだけど……このペースだと、地上に帰り着く頃には、3が出てんじゃね?(滝汗)
ハイラガードはスキップして、3の舞台に移行してたりしてな。
って……もう一編が残ってんじゃんよ……
「いつかの」の方もなぁ……
とはいえ、あっちは……まだ終了フラグ立ってないんだよな……
泣きながら、地下十五層を駆け抜けなきゃならないから、キツいんだ……アレは。
特に、うちのパーティ、相性が噛み合ったときの爆発力はあるけど、そうでないときの持久力の無さが弱点だから……

パーティの性格も中の人に似るとか言うな。まったく。

また、しばらく時間が取れそうなんで、なんとかしていきたい所存……なんだけど、ケツイX生往黒の情報が入ってきたら、それあわせでいろいろ狂ってくるのは確かなんで、新情報が入らないことを期待してもらうしかないかと。
んじゃ、そんな感じで。