……確かに、ロケテとか出来るもんじゃないだろうけどさ。

あ、あとらす……

一時期、とは言っても、もう20年以上前の話になるから、一昔どころの騒ぎじゃないんだけど、大体70年代末から80年代初頭の頃には、この手の腕相撲系エレメカってのは、結構見かけた。
まぁ、この時代のゲーム事情と言えば、薄暗いゲーセン*1には、テーブル筐体*2。百貨店の屋上には、エレメカ系のゲームが稼動していた、なんて状況。
とは言え、このエレメカ系のゲームってのは、その外見故に、いろんなところに設置されることになり、ほうぼうで見かけるなんて事も多かった。
この事も影響してか、盛り場などでは、酔いどれの客が身の程をわきまえないプレイをして、自分の身体や機体を壊す、なんて事が増えたせいか、だいたい80年代の中期頃には、一掃されることに。


で、その復刻って意味でもないんだろうけど、アトラスが、腕相撲ゲーム機を発売したのは良いけれども、そのゲーム機でけが人が出た、って事になってさぁ大変。
出荷された150台を全機回収予定、現在は、稼動させないようにとの通達を出した、とのプレスリリースを出しているんだけども……

この辺りって、なんというか、この腕相撲系エレメカの衰退の様を見ているような気がしてね。歴史は繰り返すとは言うけれど、まさにその状態でね、ってところでさ。


しかし、この一件で、アトラスというブランドに傷がつかなきゃいいけどねぇ。

*1:ゲームセンターと呼び方よりも、インベーダーハウスなどの呼び方の方が主流な頃だわな

*2:インベーダーを導入したがった喫茶店が、この形態を生む土台を作ったとか言われても不思議じゃない時代なんだよな。