今日のRunner。

今日のは、普段とは違って、頭が熱暴走している状態で書いているので、普段なら、敢えて避けている表現が炸裂するかも知れないし、炸裂しないかも知れない。

この先を見に行っても良いし、この見出し自体を見なかったことにして立ち去っても構わない。

冒険者ギルドにて

本文中にて、ソードダンサーとの異称が用いますが、これは、アルケミストの少年に対して、ソードマンの少女、ってな組み合わせを選択したための苦肉の策にございます。
なお、この呼び名とした理由としては、「刃舞を修めし者」との意味合いを持たせていることを了承していただけると幸いです。

 金鹿亭の女将から、受け取った報酬を、Runnerの中でも、相応しい人物に手渡そうと、いつもの面々は、冒険者ギルドにつめかけていた。
「んで、誰を呼ぶんだい?」
「ティルアイスさんで」
 ギルド長に対して、金髪直毛の聖騎士の淑女が静かに答えると、傍にいた眼鏡姿のメディックの青年が、だれだっけ、とつぶやいた後、思い出したような表情を浮かべた。
「あ゛、ティルのことか」
「おいおい、お前さんの縁故の人物だろうがよ」
 苦笑いを浮かべながら、ダークハンターの銀髪の青年がぼやくように答えていた。

 今回の引き渡しでは、特に関わりがなかったからなのか、パンツルックのソードダンサーの少女と金髪のアルケミストの青年は、手持ち無沙汰の様子で佇んでいた。が、不意に、ソードダンサーの方が、何かを見つけたのか、カウンターの片隅に置かれた、ノートのようなモノにかけよった。
 その様子に気がついたからなのか、アルケミストが、
「どうかしたの?」
 不思議そうに問いかける。と、困惑しながら、ソードダンサーも反問していた。
「こんなモノ、あったかな、って思って」
 反問には、存在に確証を持てない、と言いたげなニュアンスが漂っていることは、アルケミストにも充分伝わっていた。
「え? 知ってたんじゃなかったの?」
 意外そうなアルケミストの言葉に、ソードダンサーは、首を振って答えた。
「僕は、初めて見るよ?」
 考え込むような素振りを見せはしたが、それも、あっという間に消え去った。力強く頷くと、 
「一緒にみよ」
 と結論をアルケミストに押しつけていた。

「あの、五日間課題に取り組む前に、一夜を過ごすんだって。それもそれで、ロマンティックだよねぇ」
 自分には関係がなかった話だな、と思いながら、ソードダンサーは率直な感想をアルケミストに告げるのだが、それとは違うところに目を通していたのか、
「こっちは、二人きりで、ってのもあるよ」
「!!?」
――二人きり!?
 予想外の言葉に、ソードダンサーの頬が、軽く紅に染まる。
「なんか、あそこに籠もったら、魔物は来ないって」
――二人きりで籠もっちゃうの!?


――二人で、壁にもたれて、で、アルケミストが、私に
「何か、退屈だね」
――とか、切り出すの。そしたら、私もさ、
「そ、そうだね」
――あー、うらがえってるー。どーすんのよー
「普段と、違う……よね」
――下手にしゃべるのやめよ。頷くだけでも、判ってくれるよね。
「あの、こんなところで言うのも、良くないことかも知れないけど……」
――ちょ、肩を抱くなんて、積極的すぎるってば。……もう、せっかちなんだから。


「ソードダンサー、ソードダンサー?」
 半ば、夢見がちにキスを期待するような姿勢になっている彼女の両肩を、アルケミストが揺さぶるのだが、彼女の耳に、呼びかけの声が届いていないのか、
「もう……待たせないでよ」
 と恨みがましい調子で、彼女は答えると、そのままアルケミストの首に両腕を回していた。
「え?」
 突然のことに、アルケミストが戸惑っていると、損なかれの戸惑いなど知ったことではないと言いたげに、ソードダンサーは唇を重ねていた。
「むー!? ー?!☆@∀♂×♀□◇〒≒!」
 予想外。まさか、このような場面で、彼女がこの行為に及ぶとは思っていなかったアルケミストが、声にならない抗議と共に抵抗するのだが、そうでなくても腕力では、彼女に劣っていることもあり、振り解くこともできない。結果、もがくことになるのだが、損なかれに助け船を出すかのように、フィンガースナップの音が響いた。
「? ……!!」
 目を覚ますように、まぶたを開いた彼女がまっ先に行ったのは、アルケミストを突き飛ばすことだった。
「あれ? 私って……」
「酷いよ! 自分から、キスしといて、いきなり突き飛ばすなんて!」
「ゴメン、ゴメン。ちょっと、繋がってなくて」


 ある意味、惨状とも言える二人を見遣りながら、フィンガースナップの主が、隻眼の冒険者ギルドの長に抗議の声を上げる。
「親父っさん…… こう言うヤバイ代物は、ソードダンサーの目の届かないところにしまっておいてくれって言ったばかりでしょうに」
 いつの間にか、メディックの手には、二人が目を通していたノートのようなモノが握られていた。
「いや、お前さんが、『完全なリフレッシュ』を使えるようになった、って聴いたんでな。出しても問題ないだろうと思ったんだが」
「確信犯ですか……」
 彼から、ノートのような何か――タイトルなのか、sakura B4Fと表紙に記されている――を受け取りながらの長の言葉に、メディックは天を仰がずには居られなかった。

固有名詞を、可能な限り共通名詞にしてみようと無駄に足掻いてみたり。
とは言え、以前に、誰が何、ってのはあかしてあったと思うから、それぞれで補完するのもアリですわな。
しかし、久しぶりに一気書きの一発書きやったわ。
最初は、成年向け方向発動か? って思ったんだけど、なんというか、オチもへったくれもない方向で落ち着いたな、と。
ヒドイ話だ。
(´・ω・`)