……何も思い浮かばない日もあるそうです。
今日なんか、そういう日だそうです。
えーっと、とっかかりは、2/19。ヘッダというか、トップにリンク張ってあるから、今のところは、張らない。
ちょっとした話にするつもりだったのに、とうとう、藍様のシッポの本数と同じ九つ目。
こいつでカタをつける!……予定。(弱気だな、オイ)
んでは、本文。
行く途・歩く途#2
<-『行く途・歩く途#1』 「はろーえぶりばでぃー」 と、着席した生徒たちを、一通り眺めると、アメリアは、一回深呼吸を行った。その様子が、溜息をついているように見えたからなのか、タイガが座っている周辺からは、「タイガが、いつまでたっても昇格しないから」との全く的はずれな推測が漏れ伝わってくる。 ――もう……大事な話をしようと思っているところなのに。 ざわつく教室に、軽く不機嫌になった。が、取り敢えず、こうすれば静まるだろう、と思い、皆に聞こえるように、咳払いをした。 「皆さん、静粛に」 普段の、砕けた調子の素振りも見せない担任の様子に、ただならぬモノを感じたのか、張りつめたような空気が教室の中を占領した。 「今朝は、これから臨むことになる、次の教練に関する話をしようと思います」 「皆さんの中には、気付いている人もいると思いますが、現在、アカデミーは、本来在った場所に向かって高度を下げつつ移動しています」 編入という形で、現在籍を置いている四人の生徒を除いて、残りの十人の生徒たちがざわめき始める。 「着地予定日は、次の新月となる下旬。その後、先遣隊による簡易教練を一週間実施した後、本格的な開始となります」 と、先刻の円卓会議で決定した日程を、担当している生徒たちに通達し、半ば儀礼的に、質問の有無を確認する。 「質問は、在りますか?」 「教官殿」 アメリアの言葉を待っていたのだろう。挙手するサンダースに、アメリアが、質問を促した。 「その、先遣隊、と言うのは……?」 「申し訳ないんだけど、私としては、今回の簡易教練には、皆さんを出したくはないの」 サンダースの質問に対するアメリアの返答に、つまらなそうな反応をユリが取った。そんな彼女の反応を見たからなのか、それとも、そのつもりで、通達したからなのか、アメリアは、言葉を続けた。 「あと……」 言うべきか、言わざるべきか。逡巡に襲われたのだ。 滅多に見せない彼女の様子に、ただならぬ何かを感じ取ったのか、落ち着いていた教室の空気が、再びざわつき始める。 それが、彼女の決断を奮い起こした。たとえ、冷酷となじられようとも、いずれは、告げなければならず、また、ここで告げなければ、誤解を招き、下手をすれば、築いてきた信頼関係を崩壊させる引き金にも成りかねない。 だからこそ、言わなければならない。自分に、そう言い聴かせると、大きく息をついて、言葉を続けた。 「地上教練への参加は、賢徒号の所有を最低条件とします」 その言葉に、教室の空気が凍りついた。 To be continued... -> 『行く途・歩く途#3』コメント投げるまでもねーな、と思うけど、って人は、こっちの拍手から。
ダベリ
……大台、乗っちゃいましたねぇ。
まぁ、三桁までは行かない予定だけど。
だめだ……急に暑くなってきたんで、全然頭が回んなくなってる……
手元の原稿も、まだ終わってないんでね。とにかく、終わらせることを最優先に、進めていくのですよ。
んじゃ、今日のところは、これぐらいで。続きは、また明日。