『皆の往く途・歩く途』#42

今週も、どうにかこうにか切り抜けた〜
で、来週からは、黄金週間って奴ですか?
……知ったこっちゃねーけどな。どうせ埋まってるだろうから(謎)。


えーっと、とっかかりは、2/19。ヘッダというか、トップにリンク張ってあるから、今のところは、張らない。
とうとう六つ目……

んでは、本文。

直前#3

<-『直前#2』

「あれ? タイガさんだ」
 と、会場の前で独りで佇んでいる彼の姿に、最初に気がついたのは、先行していたアロエだった。
「ほんとだ、どうしたんだろ?」
 と、彼女の言葉を受けるように、ユウが言葉を繋ぎ、
「何かあったのかな?」
 と締めくくった。


「タイガさん、何してるの?」
 自分たちの姿に気がついたのか、笑いかけるタイガに向かって、質問をぶつけたのは、アロエの方だった。
「ん? 二人が戻ってくるの待っとったんや」
 タイガの方も、理由を誤魔化すつもりがなかったのか、それらしい素振りは一切見せずに、すんなりと答える。
「私たちを?」
 と、彼の言葉を理解できないとの表情を覗かせて、アロエが聞き返す。
「ユリが居ったら、マズかったからな」
「ユリさんには、内緒にしてるの? 中のこと?」
 アロエの質問に対するタイガの返答に、ユウが相の手を差し込んだ。
「ユリだけやない。ヤンヤンも、中のことは知らへんはずやからな」
 と、ユウの問いかけを補うように、タイガは言葉を続け、扉を叩きながら、
「ルキアー、アロエちゃんたち戻ってきたでー」
 中のルキアに、二人の到着を告げていた。


 作業に取り組んでいたレオンとサンダースの二人に、アロエたちと同じように賢徒服に着替えるように言いつけたために、今や、アメリア寮としての冬至祭の会場と化した教室の中には、タイガとルキア、そして、仕上げ作業に取りかかっているアロエとユウの四人だけになっていた。
「『お誕生日おめでとう』で良いんだよね?」
 と、手短なところにいるアロエに確認しているユウの声が聞こえてくる。
「もうすぐ、今年も終わるんだね」
 そんな二人のやりとりを耳にしたからなのか、ルキアが、差し迫りつつある新年を意識したようにつぶやいた。
「けど、ヤンヤンの誕生日も今月やったって言うのは、意外やったな」
「それは、こっちの台詞。ユリって、冬が近づいてきてるって言うのに、あんな格好のままだったから、まさか、冬生まれだったなんて、思いもしなかったわよ」
「けど、去年は、こんな事やっとる余裕、皆になかったんやな」
 と、自分たちが編入してきた当時を、タイガは振り返ってしみじみとしてしまう。そんなタイガの言葉を耳にして、ルキアは、去年と今年とで、大きく変化した同級生のことを思い返してしまう。
――思えば、二人が来たから、ラスクも、あんなに元気になったんだよね……
「タイガ」
「なんや?」
「ありがとね。ラスクのこと、気にかけてもらっちゃってさ」
「んな風に言われるような事しとらへんで?」
 突然投げかけられた、ルキアの感謝の言葉に、タイガとしては、こう答えるのが精一杯だった。
「で、こう言っちゃなんだけどさ……」

To be continued... -> 『直前#4』
コメント投げるまでもねーな、と思うけど、って人は、こっちの拍手から。

ダベリ

プロモのショートバージョンじゃ、モノ足りなさすぎ……
買って、気が狂うまで、無限リピートにするのが良いような気がする今日この頃。
原曲になったネクロファンタジアは言うに及ばず、どうして、妖々夢の曲は、要所要所で、テンションを跳ね上げてくれる曲が揃ってるんでしょう?
……そう言うところもあるからこそ、妖々夢を推す人が多いんだろうけどさ。門戸の広さは、永夜以上だと思うのですよ?

……話題が関係ない方向にとびまくってますね?
これが、いつものカレ裏くおりてぃ。(マテ

今日は、本編関係の話でも軽くしてみると……
『ここで引っ張るか?』って言われそう。空気の雰囲気もちょっと違ってる? とか思ってると……痛い目見るかもね。とかなんとか。

んなワケで、気がつけばね、来週の火曜日で、戯言を真面目に書き始めて、1年になるわけですよ。
どっちかというと飽きっぽい人種なのにねぇ。早いもんだ……

まぁ、そんな感じで……
今週は、こんなところで。続きは、また月曜日。
よい……連休を、になるのかな?
悩むのはさ、簡単。黄金週間だろうが、何だろうが、お構いなしに続けていくからなのさね。