『皆の往く途・歩く途』#37

今夜なぁ……
ん〜〜〜〜……いろいろ考えているのはあるんだ。実際。な。うん。
(番組表をみながら……)ったく、今日も微妙に見たい番組並んでやがるなぁ…… orz


えーっと、とっかかりは、2/19。ヘッダというか、トップにリンク張ってあるから、今のところは、張らない。
気がつきゃ、5つ目になってしまっている今日この頃。

んでは、本文。

当日#8

<-『当日#7』

 購買に向かって歩いていく二人を見送っていた、三人だったが、
「ほいじゃ、ユウとアロエちゃんには、教室の中に入ってもらおか」
 とのタイガの言葉に、ユウとアロエの二人は、きょとんとした表情を覗かせていた。
「ルキアが言うにはな、ヤンヤンとユリの二人には、知られた無いことがあるんやと」
 含みをもたせるような言い方で、態度で示した二人の疑問に応えるのだが、クリスとの関係を判っていないユウが、
「だったら、どうしてラスク君まで?」
 と、タイガに問いかける。と、知らなかったのか、と言いたげな表情を浮かべて、タイガが返答した。
「そりゃ、クリスは、ラスクの姉貴やから、な」
 だからといって、ラスクが購買にいる理由が見えてこないと言いたげに、ユウが質問を続ける。
「でも、購買のクリスさんって、僕たちの組とは関係ないのに?」
「弟が居るんやから、気兼ねせずに出てこい、ってのがルキアの考えらしいからな」
 と、ルキアが、クリスを呼ぶ建前をユウに説明するのだが、
「ま、あいつの場合、参加するのが多い方がええって判りやすい理由やろうけどな」
 苦笑いを浮かべながら、ルキアの本音は、こんなところだろうと、予想しての言葉を、タイガは続けていた。

 タイガが教室の外でユリが戻ってくのを待っていると、ユウとアロエの二人が、教室から出てくる音が聞こえてきた。
 いずれは出てくるだろうとは思っていたモノの、予想以上の早さで出てきた二人に
「どないしたんや?」
 と、彼が問いかけてしまう。問いかけられた二人は、互いに見合うと、
「タイガさんこそ、どうしてここにいるの?」
 と、アロエが反問で答える。彼女に反問された格好になったタイガは、特に隠すこともないと判断したのか、
「いや、俺は、ユリを待ってんのやけど」
 と、率直に答えるのだが、それがユウには意外だったのか、
「着替えてくるように、って言われてないんですか?」
「着替えてくるようにって言われてもなぁ?」
 ユウの問いかけに、どう答えればいいのか、考えあぐねていると、
「タイガさん、未だ上級魔術士だから」
 アロエの言葉に、タイガの方も、
「ためらいなく言うてくれるな」
 苦笑いを浮かべて、そう答えるのが、精一杯だった。

「ま、そう言うことやったら、はよ着替えておいで」
 と、二人に着替えてくるように促す。
「はーい」
 元気に返事をすると、ユウの手を取って、アロエは自分たちの部屋に向かって駆けていった。
「廊下は走ってええ場所とちゃうでー」
 と、二人を見送りながら、タイガは注意の言葉を投げかける。
「屁でもないとは思たけど……いざこうなってみると、結構……キツいもんやな」

To be continued... -> 『当日#9』
コメント投げるまでもねーな、と思うけど、って人は、こっちの拍手から。

ダベリ

ユリラスの二人が、購買に行って、場面はそっちに移るかと思っていたら……
こっちかい!
って流れが、なんというか……ね。
タイルキ、っつうより、タイガメインって感じになってきている気がする今日この頃。いかがお過ごしですか?
こんな調子で、来週もいきますよ?

まぁ、どうにかこうにか、今週も巧く渡りきることが出来たようで。そろそろ、スパートかけんとマズい気がするんだけど……全然エンジン掛かってこないのは、正直マズいよなぁ、って、思ってるだけ。(ぉぃ


さて、今週もどうにかこうにか、渡りきり、続きは、月曜。また来週。
それじゃ、皆様方。良い週末を。