『皆の往く途・歩く途』#22

風邪、喰らったんかな……
鼻は詰まるわ、喉はイガイガする…… orz
まぁ、「倒れるときは前のめり」ってつもりで行くけどさ。


えーっと、とっかかりは、2/19。ヘッダというか、トップにリンク張ってあるから、今のところは、張らない。
んで、3つ目になる今のパートは、3/22から。
……おさらい作ること、考える方が良いのかもしれん(汗)。

んでは、本文。

準備#7

<-『準備#6』

「けど、力仕事だったら、私よりも、セリオスの方が良かったんじゃないの?」
 クリスが、自分を指名した理由は理解できたモノの、それにしたところで、必然性が低かったと、ユリには思えた。
 今、自分が持っているのは、クリスが小物としてまとめたカッターナイフを使用する際に、刃が机を傷つけないように、守る役目をするモノだ。いくら丸めてあるとは言っても、結構な大きさになっているので、自分の体格では、どうしても、それが大きく感じてしまっていた。
「セリオスさんじゃ、ちょっと、線が細すぎるような気がして」
 とクリスに返されもするのだが、どうしても釈然とはしない。
「そのかわり、こっちの荷物は、セリオスさんにお願いするつもりですけどね」
「セリオスが、それをラスクに押しつけたら、どうするつもりなのよ?」
 と、ユリに切り返されて、クリスも、一瞬きょとんとしてしまうが、
「それはそれで、かまわないんじゃないですか?」
 との反問で答えていた。
「ラスクに任せるかどうかを決めるのは、私じゃなくて、セリオスさんですから」
 追い討ちのように続いたクリスの言葉に、ユリは、『ぐうの音も出ない』とはこのことか、と実感する羽目になっていた。


「……結構重いな」
 クリスから渡された包みを手にしてのセリオスの言葉だ。
 手渡された瞬間は、どうして自分に渡されるのか、釈然としていなかったのだが、受け取ってみて、どうして渡されたのかを納得したようだった。が、
「僕じゃなくて、ラスクの方が、何かと静かになると思っていたんだが」
 と続けたのは、心配事が完全に解消したからではないだろう。
「ルキアさんって、仕切り始めると、線引いちゃうタイプだから」
 と、セリオスの心配事を読み取ったかのようにアロエが言葉を続けると、さすがに態勢を維持するのが苦しくなってきたのか、
「とにかく戻らない?」
 と、ユリが教室に戻ろうと提案していた。
「ラスク」
「何、セリオスさん?」
 意外な人物に呼び止められたことで、ラスクも若干声を固くして答える。
「これをちょっと持ってくれないか?」
 と、クリスから渡された包みを、ラスクに手渡す。
「結構重いね」
「持っていけそうか?」
「持って持てないことはないけど……持っていくのは、ちょっと、自信ない」
 と、若干弱腰な態度で、ラスクが答えると、
「判った」
 と短く応えると、ラスクに渡した荷物を、取り返すように受け取った。
「?」
 セリオスの行動の意味が理解できなかったラスクと、それを見ていたユウがきょとんとした表情を覗かせると、二人に混乱を招いた張本人のセリオスが、
「取り敢えず、教室に戻ろう」
 と呼びかけた。

To be continued... -> 『作業#1』

ダベリ

今のパートを続けるか、それとも、パートを切り替えるかってところで悩んでしまったり。
まぁ……アレですよね。今日は、金曜日だし、休み明けには、月も変わっているから、都合がいいかなぁ、とかなんとか。
って、何、この長さ? 妙に長くなってきてる気がする……
早く終わらせたいんだけど……頑張ります。はい。

んな感じで、今日はこんなところで。続きは、また月曜日に。良い週末を。
結局、パートを切り替えることにしていたり。