『皆の往く途・歩く途』#19

……なんで、こんなにテンション上がらんのやろ?
自転車操業が最善される兆候一切無しです…… orz
何なんやろなぁ……


えーっと、とっかかりは、2/19。ヘッダというか、トップにリンク張ってあるから、今のところは、張らない。
んで、3つ目になる今のパートは、3/22から。
……おさらい作ること、考える方が良いのかもしれん(汗)。

んでは、本文。

準備#4

<-『準備#3』

「どうなさったんですか? タイガさんも一緒にって?」
 購買部に顔を出したルキアとタイガに気がついたクリスの方から、二人に声をかけていた。
「誘いに来といて、何先手取られとんねん?」
 と、先手を打たれた格好になったルキアに、タイガが苦笑いを浮かべつつ言葉をかける。
「誘い?」
 タイガの返答に含まれていた言葉に、きょとんとした表情を浮かべてクリスが聞き返す。
「うん。今日ここに来たのはさ、私たちの冬至祭で使うかも知れないモノの手配と」
「『私たちの』って寮としての冬至祭は無いんですか?」
 タイガの言葉に続いたルキアの返答に、クリスが真っ先に聞き返す。が、タイガもルキアも、彼女の反応を予想していたのか、
「寮としての冬至祭を、私が仕切ることになったの」
 と次第をルキアが切り出した。
「で、俺は補佐役なんやと」
 ルキアの言葉を受けるように、自分を指さしながらのタイガの言葉に、クリスも、
「……良いんですか、そんな調子で? アメリア先生、ぼやいてましたよ? 『タイガ君が、トーナメントに参加してくれない』って」
 と常々聞かされていたぼやきを、笑顔混じりで、本人に叩き付ける。
「……本当やったら、ここに来とらないかんのやもんなぁ」
 予想していなかった、と言えば、ウソになるだろう様子で、タイガが、クリスの言葉に応える。理由は、言うまでもないだろう。ラスクたちが、賢徒専用制服の採寸でここに足を運んだ時、その付き添いをしていたのは、他ならぬ、自分なのだから。
「でも、冬至祭の準備って事になったんだったら、私も忙しくなりますから、助かりますけどね」
「……それ、本心で言うてる?」
 とのタイガの問いかけに、クリスは、「さぁ?」とはぐらかすように答えるだけだった。


「そう言うことでしたら、色紙(いろがみ)と糊ぐらいは、すぐに準備できますね」
 ルキアからの申し出に対して、クリスは、すんなりと返答した。
「でも、食材となると……この人数は難しいところですね…… でも、本当にそこまで必要になるんですか?」
「ユリが居るから」
 とクリスの控えめな申し出に対して、ルキアも苦笑いを浮かべながら言葉を返していた。
「……結構食べるんですね。ユリさんって」
「作り甲斐がある、って話も聞いちゃうとね」
「なるほど」
「だから、そのリストにあるとおりに分けて対応してもらっても良い?」
「承りました」
 とのクリスの返答を聞いて、ルキアは、ここに来た最後の目的を果たすことにした。
「でね、クリス」
「なんですか?」
「よかったら、あなたも来てくれないかな。私たちの冬至祭に」
「え?」
 多少のことには動じないクリスが、ルキアの誘いに動揺を見せたことにタイガは気がついた。
「そない動揺することもないやろ? 縁が無いってわけでもないんやから」
「一人で過ごすよりもさ、皆と居る方が良いって」
「ですけど……」
「あ゛ーも゛ー! じれったい! いいわ。強制的に参加ね」
「アメリア先生の生徒ってわ」「関係ないの!」
 渋るクリスの言葉を、ルキアが遮った。
「先生は、私に全部任せるって言ってたから、気兼ねなく出てくること! 良い?」
「は、はい」
 と、ルキアに圧倒されて、クリスは、諾の返事をしてしまった。
「とは言え、実際にいつ頃になるかは、食材組次第なんだけどさ」
「判りました。その頃は、私も予定を空けるように心がけます」
「じゃ、それできまりね」

To be continued... -> 『準備#5』

ダベリ

問題は、こっからか……
確かに、最初の予定から二日から三日は遅れているんだけど、どうにか……軌道修正できそうな感じかなぁ……と。

ただ……今まで以上に、産みの苦しみ味わってます……今回は。全然筆が進まんのよ。滑りもしない。滑ってくれれば、それは、動いている訳だから、なんとでもなってくれるんだけど……
どうも、おいらの書く主役は、自分の想像以上に動かないキャラとして定義されている傾向があるらしい……
⊂⌒~⊃。Д。)⊃


とは言うものの、ここを見ている人には、そう言うことは一切関係ないんだよね。
まぁ、明日以降にも、来てくれる人達のために最期最後の瞬間まで足掻くつもりではいますがね。

ま、今日のところは、こんな感じで。続きは、また明日……にどうにかします。
してみせます。