『皆の往く途・歩く途』#02

なんというかね……『越境』の執筆作業を終わらせてから、1ヶ月間。書く事自体に、億劫になっていたもんだから、全然ペースが取り戻せやしない。orz
困ったもんだねぇ……



あんな風に風呂敷拡げて、どう進めていくのか。
まったく考えてません。(ぉぃ
さてさて、スタートは、昨日。今日は、まだ2話目だし、それほど分量も多くないから、おさらいは追加しない予定だけど……有った方が良い、って人には、どうしてもらうのがいいんだろ?
とか、思考を止めながら、本文に。

姉の決意、老師の決断、導師の決心#2

<-『姉の決意、老師の決断、導師の決心#1』

 東方より、五賢者が到来するまでは、世界を覆う瘴気は、現在よりも、昏く深く濃かったとされる。現在ですら人々の暮らしを脅かしている異形の発生源が、その状態であったことを考えれば、当時の異形は、更に強大な力で人々を蹂躙していたと想像することは難しくない。

 五賢者たちは、その備えていた叡智を持って、異形を退け、瘴気を払っていったのだが、それだけでは、根本的な解決に到達しないとみるや、自分たちの後継者を育てるための機関、マジックアカデミーを創設した。
 当初は、異形の襲撃に対抗しつつ、教鞭を執り続けていたために、後継者たちの育成は、遅々として進まず、また、困難ではあったが、後継者たちが巣立っていき、各個体の襲撃能力が低下していくと、彼らは、マジックアカデミーの姿を改めることを決意した。

 地上での啓蒙、異形の駆逐を後継者たちに任せることで、自分たちは、空中庭園と様相を改めたアカデミーで、後継者の育成に専念する。『空中庭園』(アカデメイア)段階と名付けられた、アカデミー発展計画の進行でもある。
 このために、五つのアイルによって、空中からの異形を無力化・捕縛するための結界を展開し、その中央に据えるセンターランドに、育成のための機能を集中させる。地上には、定期的に降下し、そこで、一定の水準まで育成した後継者の実力を磨き、彼らが巣立った後に、育てあげる次なる卵達を迎え入れる。

 こうして、空中教程の際には空中庭園として、地上教程の際にはありふれた学舎としての二つの顔を併せ持つ、現在のアカデミーの姿が完成したのである。

To be continued... -> 『姉の決意、老師の決断、導師の決心#3』

ダベリ

さてと。昨日、あんな風に風呂敷を拡げておいて、今日は、こんな話です。
……ヒドイネ。
一応、有る程度、4の筐体で流れているストーリーやら、そう言うのには沿ったつもり。ただ、五賢者って部分は、2の影響が色濃く残っている部分だと思う。後、寮制度とかね。
さてと。ここでは、五つの寮を載せている島には、結界としての機能もある、というまた、トンデモ設定を追加したんだけど……この辺りは、別におかしくもないよね、と念を押してみる。
どっかでさ、何らかの意味を持たせないと、いろいろと辛くてさ。

明日公開する断片で、作中における、「今」が何時なのか明言できるんだけど、今日のところは、こんな感じで。
少ない分量で申し訳ないけど……これ以上、分量を増やそうとすると、いろいろと厄介なことになってくるので。適当な、状況説明と思って、割り切ってやってください。

では、今日のところはここまで。続きは、また明日。