この形態にして、考えなきゃならないことが数倍にふくれあがったような気もするけど……
考えたら、負けだね。きっと。
まぁ、なるようにしかならないんだし……着々とでも進めていくのですよ。
ンじゃ、こっちは、昨日と同じように、いきなり本文。だって、Bパートだもの。(意味不通)
Across the BORDER.LASK side.#6
<- 『Across the BORDER.LASK side.#5』 二人の元に戻ったラスクに、 「残念だったね」 とのユリの言葉が飛んだ。 彼女の言っていることが、第三セット敗退に終わった最後の一戦のことを指していることぐらい、ラスクにも判っている。が、その言葉に対して、どう答えるべきか、ラスクが悩んでいると、ラスクが考えるのを遮るようにタイガが言葉を投げかけてくる。 「で、ペガサスに残れたんか? どうなんや?」 魔導士に上がって以降の昇級ペースから、もういつ昇格検定が関ってきておかしくない、とタイガも思っているのだろう。気をもんでいる様子なのは、見るからに明らかだった。 「それは、大丈夫」 「ペガサスに残れたんやな?」 ラスクの返答に、タイガも胸をなで下ろした。 「でね、ユリ」 「何?」 「明日、付き合って欲しいところがあるんだけど」 「何処?」 「賢徒の碑(いしぶみ)」 と、ラスクは、明日報告に向かわなければならない場所を口にした。 「それって、私が昇格したから?」 ラスクの言葉の意味を取り損ねたのか、ユリが確かめるように問い糾す。が、ラスクは、慌てたような彼女の問いかけに、ゆっくりと首を振る。 「え? でも……」 確かに、今日のラスクは、緒戦で調子を崩して、ユニコーンに落ちていた。が、ユリと交代して臨んだ二戦目では、八割方を撃破していたものの、決勝での撃破点が振るわず、シルバーメダル、つまり、二位になっていた。それで、ペガサスに復帰するのに必要な合計点に達していただろう。その次の試合、つまり、彼が戻ってくる直前のトーナメントでは、ペガサスに復帰していた。ところが、その試合での結果が、六位。予選第三セットでの敗退との形だったために、昇格できていない、と決めつけていたのだ。 「購買、寄るんでしょ?」 とのラスクの問いかけが、ユリには決定打となった。 「もしかして……」 驚いた様子のユリに、ラスクは、照れくさそうに、Vサインを示す。 「ぼくも、たった今昇格してきたところだから」 「ほんまか? ラスク!」 ユリよりも早く食い付いてきたタイガに、ラスクは頷いて応える。 「やるやないか。なぁ? ユリもそう思うやろ」 「……私の台詞、とらないでよ」 自分が言おうとしていた言葉をタイガにとられてしまい、不機嫌そうな表情をユリは覗かせたが、溜息を一つついて気持ちを切り替える。 「おめでとう。ラスク=エンライトン」 「おめでとう。ユリ……」 とラスクも呼び返そうとするのだが、肝心の彼女が授かった名前を聞き流してしまったことを思い出し、思わず言い淀む。ラスクが言い淀んだ理由に心当たりがあったからなのか、ユリも、すぐに投げるべき言葉を口にする。 「ポーラスターを名乗れって……言われたけど、ポーラスター・エンライトンって名乗っても良いよね?」 彼女が、アメリアから授かった名前に、自分の姓を付ける意味を理解できなかったのだろう。ラスクも、きょとんとした表情で見返すだけだ。 ユリの言葉の意味を理解したのか、水を差すようにタイガが口を挟む。 「なぁ、お二人さん?」 「なによ?」 外野は静かに、と言いたげなユリの態度に、タイガも、思ったままを口にする。 「と言うか、ユリ。そう言う台詞は、もう少し空気読んで使え。ラスクが、わけわからんって顔できょとんとしとるやないか」 「良いじゃないのよ、別に」 と反論の言葉を投げ返すが、今日、自分たちの身に起こったことが、以前のタイガの言葉に関ることを思い出したのだろう。にやりと笑って、聞き返した。 「次のフェスタ、私たち、キングに上がるんだから、タイガもナイトに上がるわけよね?」 「い、言われんでも、そのつもりや、ボケ。もう、九つ星なんやぞ? 上がれんわけ無いやろ」 「ホビットの九つ星で、大きな顔しないで……」 焦りつつも言葉を返したタイガに、ユリも頭を抱えながら、言い返していた。 To be continued... -> 『Across the BORDER.afterward.#1&#2』
ダベリ
昨日の段階で、ラスクも昇格してくれて、こっから先は、後片付けパートに進んでいくわけだけど……
もうちょっとだけ、『Across the BORDER.』は続くのです。
そう言えば、今更、こんなことを聞くのもなんだけど……トータル230戦前後での昇格ってのは、どっちなんだろ? 早くもなく遅くもなく、でねぇ。プレイ間隔のわりに正答率は落とさねーわ、なんなんでしょ、俺って。orz
あ゛ー……『地平線でダンス』の主人公が言った言葉、思い出した。「勝てないウサギ」。
あれ読んでて、この言葉と、主人公の在り様が、嫌なぐらい突き刺さってて、ヘコんだんだ。
あの話の主人公は、或る事件をきっかけに、自分に立ち向かっていくようなんだけど……
適当にこなせる器用貧乏はね、一点豪華主義の人間が羨ましくて仕方ないんだ。それは、きっと無い物ねだりで、「他人の芝生」なのかも知れないけど……いや、そんなこと考えている閑があるのなら、もっと強くなれ、って言われるかも知れないけどね。
どうでも良い、自分語りはこの辺で。
今日のところは、ここまで。続きは、また明日。