『越境〜光もたらすものと標星〜』#40

『虫姫ま』と『虫姫ま』の単独誤答は、改変することが出来たけど、今困っているのが、果物の分類に対する問いをどう編み直すか? って事。
ウルシオールからの発展・応用でとった問題だから、何らかの形で二人が調べて、ってかたちにはできる。が、アメジストとトパーズという種の壁をどうやって越えさせるか、ってのが問題になっていたりする…… orz


スタートは、06/12/04。おさらいは、いつも、と言うか、毎度のように00年2月4日に。
ようやく、13th Oct.になりました。作中の時間は。なお、このセクションの始まりは、11日。一の位と、セクションの話数が一致してます。わほ。
ところで、第1話へのリンクって……必要?

では、本文。

Across the BORDER.YURI side.#2

<- 『Across the BORDER.YURI side.#1』

「ちょっと、ちょっと……」
 二戦目。第二セットでのルビー・コロニーを十位で敗退してしまったユリに、アメリアの声が飛ぶ。
「なんか、あたりが悪くて」
「その前のエメラルド・ソリッドは、全撃破で判断スピードで負けただけだったのに……どうしたの? って、ルビーは、苦手にしてたんだっけ……」
 ユリが連れているマジックペットが、ルビードラゴンであることを思い出したのか、アメリアも納得したように、言葉を飲み込んでいた。
「どうする? 続ける? それとも、終わりにする?」
 とのアメリアの言葉に、何か感じ入るところがあったのか、僅かに考えた後。
「続けます」
 と応えていた。
――ペガサスに戻るために必要なのが、二百九十八点…… 昇格点は、しばらく上乗せしてあげられないから、帳尻あわせちゃうのかな、ユリちゃんのことだから
 と、彼女の応えを聞いて、アメリアもそんな推測を立てていた。
「そ。じゃ、がんばってね」
 努めて平静を装って、アメリアは、ユリをその日、三戦目となるトーナメントに送り出していた。


 第一セットに選ばれたのは、ダイヤ・フォート。状況が状況だけに、一体の判断ミスも致命傷に繋がりかねない、その状況に押しつぶされたのか、通過できた順位は十一位と、低空飛行と言うのが相応しい状況にあった。
 が、それに続いた第二セットは、エメラルド・ベイグとなり、小気味よく撃破数を重ね、トップで通過。予選最終セットでは、アクアマリン・シーケンスとなったが、これも三位で通過し、四戦ぶりのコロセウムに到達していた。
「小細工している閑があったら、得意なのを選ばなきゃね」
 と、自分に言い聞かせるようにつぶやくと、トパーズ・カテゴリー2のメダリオンを手に取り、コロセウムに臨んだ。

 十二体召喚のコロセウムでの前半戦は、ルビー・カテゴリー2、トパーズ・マルチと、出来ることなら、避けておきたいジャンルが揃ってしまっていた。
「冗談、キツすぎ……」
 第一クォーターは、弱点とも言えるルビーの中では、比較的良好な撃破率を示していたのだが、それは、あくまでもルビーという種(ジャンル)での話だ。出来ることなら、あまり向き合いたくないカテゴリーだった事もわざわいし、全失敗は逃れることが出来た、程度にしか撃破できなかった。
 弱り目に祟り目とは良く言ったもので、それに続いた第二クォーター、トパーズ・マルチは、得意種(ジャンル)の中では、足を引っ張りかねない撃破率を示すカテゴリーだったことが影響して、ここでも食い下がるのが精一杯、との状況に陥ってしまった。
 第三クォーターは、自身が選択したトパーズ・カテゴリー2は、さすがに手堅くまとめ、最終の第四クォーターは、一か八かのエメラルド・ワーズとの選択だった。

 十二体の異形が、召還され、各自の撃破点に基づいての順位が発表される。
「ここでは、ゴールドを取れなきゃ……」
 とぼやくようにつぶやく。実際、二回の雷は、自分から離れ、他の参加者に向かっていく。が、油断めいたモノが有った影響か、三度目の雷は、ユリを直撃していた。

「優勝じゃないの?」
 あまりのショックに、愚痴が飛び出していた。

To be continued... -> 『Across the BORDER.YURI side.#3』

ダベリ

……しまった。更新かけるの忘れてた。
なんというか……黄昏時の世界を構築したような、そんなサイトに誘導されちゃってね。
N◎VAほどドラスティックに変化したわけでもない、けど、明らかにパラダイムシフトが行われた世界。
こういう世界に弱いんだ、俺。(困ったもんだ)
ダークフューチャーとも呼ばれる世界観ってさ。

えーっと、全然関係ない話になってますが、毎度のことですね。本編には、極力触れないようにするとなると、こういうどうでもいい話をつらつら書くしかないのよ(汗)。
さてと、今日は、ま、こんなところで。続きは、また明日。
あ、そうだ。境界線シリーズでのそれぞれのキャラって、それぞれをイメージすることが出来るんかなぁ、とかなんとか。タイガは……無問題だと思うんだけどなぁ……平子にナナシ。ヴァッシュのような、凄腕ヘタレっていうのかなぁ、が似合うよねぇ。小野坂昌也氏ってさ。
……っかしいなぁ。調べてなかったはずなのに、wikipediaでの記述に近いぞ。ここのタイガ兄ちゃんの傾向。おもしれぇ事も有るもんだ。
では、改めて。
今日のところはここまで。続きは、また明日。