『越境〜光もたらすものと標星〜』#39

なんか、正答率晒し用のデータ整理してたら……1時回ってたさ。時間が経つのはあっという間だねぇ。


スタートは、06/12/04。おさらいは、いつも、と言うか、毎度のように00年2月4日に。
今日から、Part2-Section1開始。
ところで、第1話へのリンクって……必要?

では、本文。

Across the BORDER.YURI side.#1

<- 『To the BORDER, It is 1 step more.#8』

 十月中旬。
 ユリとラスクの二人が、魔導士一級として、初めてトーナメントにエントリーした日から数えて、約二週間が経過していた。

「ふぅ……なんとか間にあった、かな」
 発注しておいた賢者用の魔闘学部モデルの女子用制服が届いたことを確認すると、クリスは、それをハンガーに掛けて、自分の弟のために準備した、真新しい制服の隣に吊るす。
「今日届かなかったら、渡せないかも知れないんだから……間に合って良かった」
 とクリスは、安堵の呟きを漏らしていた。


 前回に参加したトーナメントの結果で、ペガサスランクが相応と判断されたユリは、その判断に従って、ペガサスランクでのトーナメントに参加していた。
 魔導士以下よりも、賢者の方が多い参戦者リストと発表されたカテゴリーセットを見比べながら、思案に暮れる。
――アメジスト・シーケンス……、辛いなぁ
 と、第一セット敗退も視野に入れつつ、トーナメントの開始に備えた。

「あっぶなかったぁ……」
 ラスクと交代で臨んだ、このトーナメントでの最初のセットは、トップで通過することができたものの、続いたルビー・ソリッドでは、苦手意識もはたらいてしまい、七位と、通過ギリギリの順位になっていた。
「でも、次は、トパーズだから、なんとかできるよね」
 との安心感が緩みに繋がったのか、一体に対する拙速な判断が致命傷となり、五位に甘んじる結果に終わった。

「ユリちゃん……」
 コロセウムに到達することなく終わったユリを出迎えたのは、暗い表情のアメリアだった。
「は、はい」
 出迎えたアメリアの表情に、ユリも思わず緊張してしまう。
「一応ね、撃破点自体は、Aランクなのよ……」
 との言葉に、調子を崩した時期を挟んでいたことをユリは思い出さずにはいられなかった。当然、アメリアが何を言わんとしているのか、予想できないわけでもないのだが、確かめるために、思わず何を言いたいのか聞いてしまっていた。
「あ、あのぉ……それって……?」
「判んないかな……次は、ユニコーンでね」
 とのアメリアの言葉に、「やっぱり」と思ってしまうのだが、どうして、彼女がそんな表情で、自分を出迎えたのか?
 そっちの方が気になってしまった。
「それが、どうして……?」
「……あ、まぁ、その……なんでもないの。で、どうするの? このままユニコーンでのトーナメントに参加する?」
 ラスクが調子を崩しているので、自分が目標になるのが手っ取り早いと感じたのか、ユリは、考えることなく、応えていた。
「やります」
「そ。なら、ルールは判ってるわね?」
「はい」

To be continued... -> 『Across the BORDER.YURI side.#2』

ダベリ

いよいよですか? いよいよです。
ようやくですか? ようやくです。
劇中の時計は、ようやく、リアルでの06/10/13時点に到達。
ストックも、残り一週間切ってしまいました。まだ、終わりに到達しているってわけでもないのに。orz
さて、この日のプレイ順序は、当日を見れば判るながれなので、ここでは書かないけど、それをそのまま流用した。別に、その日の緒戦を、扱う順に並べ替えても良かったんだけど、それをするのも、いろいろ面倒くさかったんでね。

取り敢えず、最初の山場と相成りました。なんとか……3の稼働中に納めることが……出来るといいなぁ。とは思ってますが、溢れたら溢れたで、『とっかかるのが遅すぎるんだよ、ヴォケ!』とでも思いながら、お付き合いいただけると幸いです。
では、今日のところはこの辺で。続きは、また明日に。

稼動時期が流れ始めたようで、それを見た感じ……溢れる気がヒシヒシしてます。ってか、あと2週間でカタを付けられる気がしません。