ジナスだとぅ!?

「お前から借りたグリモワールな、持っていっても良いから」
 私の前に佇んでいたのは、永夜変異の時のままの魔理沙。私は、彼女の口から出てきた言葉をすぐには理解できなかった。
「借りた礼、ってわけでもないけどな。スペル、一つ増やしといた」
「バカ。何言ってんのよ……」
「“時間切れ”になる前に、お前に会えて良かったよ」
 そう言うと、あの時の笑顔を覗かせる。
「どういう事?」
「お前だって、『私が死んでいる』ことぐらい判っているはずだ」
「何言ってるのよ? 今、こうして、私としゃべっているじゃない」
「お前にどうしても伝えたいことがあったんだ。だから、こうして、『黄泉還』った。ただ、制限時間付きだけどな」
「うそ……」
「良いか、アリス。私は、私をお前のグリモワールに遺した。判るよな」
「魔理沙……」
「“あいつ”が来る前に、お前に伝えられて、気が抜けちまった」
 そう言って、魔理沙がニカッと笑う。変わらない。あの、永夜変異の時のままの魔理沙だ。あれから、暦は一巡りしているはずなのに。
「お前って、本当に変わらないよな」
「何言ってんのよ。あんたたちが、せっかちすぎるだけじゃない」

画とタイトルから、即興。
この後、魔理沙の方から、アリスに別れを切り出して、ゆあきんが迎えに来て、『銀髪』の手でって流れ。
打てば響きすぎですか。そうですか。(。´・ω・。)