二日三日、ゲーセンに行ってないとね……

と言うか、表に出てる時間が短いとね、ネタが涸れてくるのよ……困ったことに。orz
昨日も、飛び回れる状況じゃなかったからさ……ふぅ……

ぁ、そう言えば、セガワの設置状況、そろそろ確認に行くか。一段落が見えてきた頃合いだしね。
今日は、コピペの前に、気になったことなど。
なんか知らんけどさ、昇格話をはじめると、イヤにゲージが伸びるようになるのよね。確かに、回数が増えているのもあるかも知れんけど、それにしたところで、4級→1級まで上がるってのは、何かがおかしいような気がするのよ。
そう言えば、あの分量になった『境界線』の時は、書いてる最中に、メルフィス@ユリが、魔導に上がったんだっけか。
このペースだと、あと2週間で手がかかりそうな気がするんだけどねぇ。

さてと、本文を始める前に、いつものようにコピペでお茶濁し。
えーっと、物語の始まりは、9/18。おさらい程度のまとめは、00/2/3。
29日にも言ったように、今日から、新しいパート。
んでは、本文をば、どぞ。

She learnt he had caught up #1

<- 『Hop step JUMP! #8』

「二人が、ガチンコで勝負する、ってのは知ってるんでしょ?」
「んなことぐらい、俺かて判ってる」
 タイガの言葉に偽りがないのかどうか確認する意味で、ルキアが少々意地の悪い質問を投げかける。
「そういうならさ、ラスクが上級に上がった直後のフェスタの成績覚えてるの?」
「え? あんときは……はち」「判ってないじゃない」
 タイガの返答か完成するのを待たずに、ルキアが割り込んだ。
「あの子、あの時は参加してないのよ」
「ほんまか、ユリ?」
 意外と言えば、意外なルキアの言葉に、タイガは、ユリに事実の確認を求める。と、ユリの方も、
「え? ぁ、えーっと……」
 と、戸惑ったような表情を覗かせて、教室を見渡した。それを、口にしても良いのかどうかを、当人に確認するためにだ。が、いつの間に抜け出していたのか、ラスクの姿がどこにも見あたらない。
「あれ? ラスク?」
 と、呆然としたような呟きを漏らしてしまう。
「どうしたの?」
 ユリの反応に、問いかけることでルキアが応じるが、問いかけられた本人でもある、ユリは、どこか落ち着かない様子で辺りを見渡している。
「どないした?」
 と、ルキアに遅れること一呼吸。タイガが、落ち着きをなくし始めているユリの様子に気付いた様子で問いかけた。
「ラスクが、見あたらなくて」
「そう言うことは、もっと早言わんかい」
 と、ユリを一喝すると、
「わるいな。急用ができてしもうた」
 とルキアに中断の意を告げる。
「急用って……そんなに慌てるような」「目を離したら、何しでかすか判らんから、目の届くとこにおいとかないかんのや」
 急変の意図を理解し損ねた様子のルキアの反問を、タイガの言葉が遮った。
「結構、落ち着いてきてるじゃない」
 タイガの反論に遮られる格好になりはしたが、彼が言わんとしていることを理解したせいか、慌てるまでもないと言いたげにルキアが言い返す。
「それだけやないからな」
 ルキアの言葉を受けるようにタイガがつぶやいた。予想外と言えば予想外の言葉に、思わずルキアもきょとんとした表情を覗かせてしまう。
「約束したからな。たとえ、あいつがイヤや言うても、俺らが安心できるまでは張り付く、って」
「どうせ、一方的なんじゃないの?」
 言い聞かせるようなタイガの言葉に、ルキアが茶化すように言葉を投げつける。
「俺が張り付くのはな」
「わぁお。って事は、ユリさんラブラブなんだ〜」
「……そう言うわけでもないけどな」
 油断すると暴走し始めそうなルキアの様子を傍目に見て、タイガは、ラスクの机に何か手がかりが残されていないか探すことにした。
――あいつかて、なんで俺らが張り付いとるかぐらい判っとるはずや。やから、どっかになんか……
「机なんて眺めてたって、ラスクの居場所がわかるわけ無いじゃない」
 と、急かせるようなユリの声が耳に届いたが、タイガは、それを敢えて無視して、ラスクが残していっただろう手がかりを探すことに集中した。
「ちょっと、聴いてるの?」
――灯台もと暗しとは、よう言うたもんやな
 ラスクが机の中に忍ばせていった一枚の紙切れを、ユリに悟られないように回収すると、タイガは、
「んじゃ、探しに行こか」
 と答えるが、真っ先に帰ってきたユリの返答は、
「おそい!」
 との抗議の声だった。

 教室を後にすると、今にも走り出しそうに逸っているユリを宥めるように、タイガが言葉をかけた。
「そうやな、お前は、碑の方、頼めるか?」
 タイガのそんな言葉に、人払いの気配を察したためか、不審さをにじませて、ユリが問い返した。
「タイガは?」
 予想できていた範囲のユリの問いかけに、タイガは敢えて別の答えを準備せずに、そのまま、ラスクが居るだろうと目星をつけた場所を口にした。
「俺は、コロセウムの方、見に行ってくる」
「なら私も、」「二手に分かれる方がええやろ」
 自分も、タイガと共に行く、と言わんばかりのユリの言葉を遮って、タイガは、ユリを遠ざけるための方便を口にする。
 なんとなく、そうするのが、一番良いように感じていたからだ。
「だいぶ落ち着いてきとるから、んなことはないとは思うが、あいつが、何をしでかすのか判らん以上、目の付きにくいところを探すことも必要なんとちゃうか?」
「けど、合流とかどうするのよ?」
「そうやなぁ……」
 タイガとしては、提示する回答は既に決まっていたのだが、その素振りを悟られないようにするためにも、敢えて考えるような素振りを覗かせた。
「めぼしいところは探し尽くした、って気になったんやったら、コロセウムの、いつものスタンドってことでどうや?」
「判った。いつもの場所ね」

To be continued... -> 『She learnt he had caught up #2』

ダベリ

時計の針をいきなり、巻き戻してみたり。
まぁ、だからこそ、パートタイトルをこのような形にしたって話もあるけどね。

しかし、月曜から、原稿用紙5枚分かよ……ヘビーな分量になっちまったなぁ、ぉぃ。
とは言うものの、最初は、これと明日の分とを併せて、3分割にしようかとも思っていたんだけど……よくよく考えると、二分割前提の流れになってると思い直したんで、この分量に。
……ってわけで、明日も、分量多めですがね、お付き合い下さい。
では、続きは、また明日。