次の昇格での季節は、いつ頃になるんだろうねぇ。

一応、魔導2にはなってるけど……こっから次までにどれだけかかるか。
メルの方は、倍々ゲームというより、1.5で済みそうな気配なんだけど、ティルの方が、倍々ゲームになりそうな気配……orz
さてと、本文を始める前に、いつものようにコピペでお茶濁し。
えーっと、物語の始まりは、9/18。おさらい程度のまとめは、00/2/3。
で、このパート自体は、9/20から。
んでは、本文をば、どぞ。

Hop step JUMP! #3

<- 『Hop step JUMP! #2』

 ラスクが、前日のコンプリートスレイ初達成を知ったユリのらんちき騒ぎに巻き込まれて、調子を崩しているのではないか、とのアメリアの予想は、良い形で裏切られていた。
 今日の一戦目、つまり、上級一級に昇級した際の一戦だけが、立ち上がりで鈍っていただけだと言わんばかりに、三連勝で駆け抜けていたからだ。とは言うものの、昇級してからの九つの予選セットで、トップを独占したり、連取する、という派手さとは無縁の戦績が、彼らしいと言えば彼らしい戦績のように、アメリアには感じられた。
「前言撤回、かな」
 と、今日三枚目のゴールドメダルを渡しながら、ラスクの出した戦績に溜息を吐くように、アメリアが言葉をかける。
「引きに恵まれているだけだと思います」
 と、控えめな言葉を返しているが、誇らしく感じているのは、嬉しそうな表情からも読み取ることができる。
「って言うけど、運も実力のうちって言葉、知ってる?」
 嬉しそうにしているラスクに、そんな言葉を投げ返しつつも、普段見せないような、連戦態勢に、アメリアも、微かに心配めいたものを感じてはいた。だからこそ、ラスクの返答が来る前に、次のような言葉を繋いでいたのだろう。
「けど、大丈夫? 疲れてない?」
「決められるときに、一気に決めてしまいたいから」
 と、まるで、今の自分が好調の波を掴んだと言いたげに、ラスクは、アメリアの気遣いに答えていた。
「好調に感付く貪欲さはいいけど、あまり根を詰めないようにね」
 好調だから、問題ないと言いたげなラスクの返答に、アメリアは、三連勝とは言え、その問題の三戦目の予選セットの通過順位が、トップ→二位→三位と推移していたことが気がかりになっていた。
 そして、彼女のその不安は、送り出した次の試合で的中することになった。

 五戦目。
 予選第一セットのアクアマリン・ベイズでは、トップを奪取したものの、トパーズ・マルチでは、油断してしまったのか、それとも、疲労で調子を崩したのか、六位通過となり、乱調を修正できないままに臨むことになったのか、アメジスト・ソートでは、通過ラインにギリギリ届かない五位敗退という形に終わっていた。
「本当に大丈夫なの?」
 滅多に見せないトパーズでの乱調振りが、アメリアの不安を煽った格好になり、ラスクの意志よりも、その体調を気遣う言葉を彼女にかけさせていた。
「まだ、戦えます」
 自分を見返す瞳には、力があり、ここに戻ってきたことでスイッチを切り替えることができるだろうと思うことで、アメリアは、不安をねじ伏せて、彼の意思を尊重することにした。
「ラスク君がそう言うのなら、今は止めないけど…… いい? 体力的に限界を感じたら、例え今日、昇格できなくなったとしても、諦めて休むこと。ユリちゃんだって、一日で決めた訳じゃないんだから」
 と、余り無理をしないようにと、ラスクをたしなめはするのだが、当の本人に、それが届いたのかどうかは、別問題だ。
「判ってます」
 と、静かに返答すると、思い出すような素振りを見せて、ラスクがアメリアに対して質問を投げかけていた。
「アメリア先生、前に、朝のHRで、ユリ……さんに声かけてましたよね? あの時、もう上級一級だったんでしょ?」
「良く、覚えてたわね…… でも、続けるんだ?」
 考え直したら、と言いたげなアメリアの言葉に、ラスクは、頷くことで答えていた。

To be continued... -> 『Hop step JUMP! #4』

ダベリ

昇格を決めた日は、確か……昇級した後2連勝して、その後夕方からの連戦の緒戦が勝ち。で、その次の試合になるんかな? 詳細な戦績が記載されていないのは、そこまで細かいデータを取ってないからです。(メモとってる意味がねぇ)
って言ったところでさ、細かくやってたら……どれだけ話の進行が遅くなるか……(苦笑)
一日、一戦、いや、下手すりゃ、三〜四日で一戦って、『読み手馬鹿にしとるんか!』ってペースになりかねないので、これが精一杯だよねぇ、と。実際問題、上級1になってからの連戦では、2落ち以下がないから、最低18体戦が続くもんで、尚更ね。
って訳で、このパートの部分は、実際の戦績の間に、ラスクとアメリア先生のやりとりが差し挟まれる、って形式で行くので。
んじゃ、また、月曜日に。