ミランダ: お疲れ様、と言いたいところなんだけど、ユリさん、こんなこと聴くのは野暮かも知れないけど、ラスク君、落ち着いてる? ユリ: 私たちと一緒に居るときは、落ち着いているような感じだけど…… ミランダ: まだ、一人にはできない? ユリ: 私が昇格した翌日は、独りにしましたけど…… ミランダ: 長時間独りにさせるのは不安? ――ユリ、ミランダの言葉に、頷く。 ミランダ: 身体の傷は、見えるから良いけど、心の傷は、見えないものね。 時間が、解決してくれるのを待つしかないのかも知れないわね。 ところで、今日はこれからどうするの?