あ゛ー……ストック無かったんだった

いい加減、暑くなり始めてるから……とっとと書き進めないと俺がハマるってのに。orz

え〜っと……始めておいて早々こんなこと言うのはなんですが……
すいません。休ませてください。
って5月の最終週も、俺休んでたじゃん…… orz
そのかわり、といっちゃぁ、なんですが……タイガ兄ちゃんのことで、お茶を濁させてください。
web拍手にも在ったんですが、どうにも、おいらの書いてるタイガを見て、タイガが好きになった、と言われて……嬉しいやら、恥ずかしいやら……なんと言葉を返すのが良いのか判んないところで。

タイガ兄ちゃんに関してですが、彼の言動に関しては、モデルになった人が居ます。
そのモデルとなった人も、タイガと同じように車輪の付いている乗り物を愛好するところがあったのですが……

だからといって、その人の言動が写されるわけでもありません。だって、その設定情報が出てくる前から、あの方向性でタイガ兄ちゃんは行動しているわけですからね。

その人とは、もう、没交渉になってしまったのですが、その考え方を、俺の中に刻みつけるに足る、パワーの塊のような人でした。
「力を持つモノは、持たざるモノがすがったとき、全力で補佐しなければならない」
それを信条としているとも、言っていました。実際、その信条を知りつつも、それを裏切った者を糾すために、長距離移動したこともあると、聞いたことがあります。
その人の大きさを、俺が思い知らされたのは、数年前のことです。季節の頃は、ちょうど今ぐらい。諍いを起こして、今のように、俺の文章を見る人達に不快さや不安感などネガティブな気分を撒き散らしてしまったことがありました。
高校時代の友人には、「言葉のプロとなろうとする者が、その商売道具で、人を傷つけるな」と諭されました。でも、その人は、何も言わず、ただ俺が「自分を取り戻す」だろう時を待ってくれました。
最終的に、その諍いは、俺が縁を切ることでカタを付けます。実際、その人の家で、その人物と会うことがあっても、言葉を交わすことなど無かったのですから。
その決意を胸に、その人のところに俺が行ったとき、その人は、何も言わず、ビールを勧めてくれました。その時の言葉が、「決断できたんなら、無駄に酔わへんわ」。
正直言えば、その諍いの発端となったモノ、バス釣りの道具が、その人の家には多数有りました。俺の中には、それに対する怒り*1も、そして、それに怒りを抱く自分に対する否定*2も在りました。でも、その人は、そんなのを見透かしているかのように、ただ決断したことだけを認めてくれました。こんな言葉で。「『考えとる』って言うとるうちってのは、なんも考えてない」。その後に、『決める』ことに関する言葉が続いたような気がしましたが、そちらは記憶が曖昧になってしまいました(汗)。
別に頭を撫でられたわけでもないんですけど、そんな言葉をかけられて、頭を撫でてもらった気分になりました。「良く、答えを出せたな」って。

けど、もしかすると、タイガがあのような人物になった原因の一つに、俺自身の願望があったのかも知れません。何処かで、その人を自分の言葉で形にしたかった、という。

ただ……その一方で、どんどんコワくなっていくタイガ兄ちゃんにもの悲しさも感じているんですけどね。

*1:当時は、バス釣りの道具を見るだけでも胸がチクチク痛んだことを覚えています。

*2:これは、諭してくれた友人に漏らしたことがあります。「釣りなんかに興味を持たなければ良かった」と。それから程なくして、その友人は、バス釣りに誘ってくれました。釣果はさっぱりでしたけど、夕暮れ時の川面は、今でも印象に残ってます。