元々は、同じ見出しの中に書いてたんだけど、とりあえずまとめるのもありカナ、と思ったんで、こっちにまとめてみたり。
王冠割りの要不要に関して
最初に。
ここで使う表は、cave公式DVDのブックレットより引用。
デススマでの最大の得点源である、アイテムに関して。
| 俗称 | 素点*1 | カウンタ 増加量*2 |
地形に触れた場合 |
|---|---|---|---|
| ドクロ | 100 | +1 | 触れてから2秒後に消滅 |
| 王冠 ハート |
800 | +5 | ドクロ2つに分裂 |
| 大王冠 | 2000 | +10 | 王冠2つに分裂 |
まず、基本的に大王冠ってのは発生しない代物と考える方がいい。けど、書き出しているのは、発生条件を満たしたあとでハイパー（『パワーアップ』モードの俗称。）が終了しても画面内に残っていれば、効果が発揮されるアイテムであるため。
で、この発生条件だけども、まず通常カウンタが1000に達し、ハイパー発動可能状態になった場合、敵を破壊すると無条件で一つ発生する。この時、増加するのは、『＋カウンタ』と呼んできたカウンタ。
これが増えると何が良いのか、って得点が増えることと。
基本的に、王冠割りと言えば、この大王冠を割ってアイテムの獲得数を増やすって意味になるんだけども、カウンタの加算ルールが変更されるハイパー中ならばまだしも、ハイパーを発動させない状態では割ると損失に繋がることが多い。
たとえば、アイテムカウンタ1000、『＋カウンタ』0の条件下で、大王冠が2つ登場した場合。
割れる前に、大王冠2つを回収した場合は、2000×2+10＝4010点。
これを割って、王冠で回収できた場合は、800×4＋5+10+15＝3230点。
と、780点の損失に繋がる。
とは言え、この損益が逆転するタイミングが当然あるわけよ。
大王冠→王冠×2の場合は、『＋カウンタ』が396*3。
大王冠→ドクロ×4の場合は、『＋カウンタ』が532*4。
と言う形でね。だから、スコア的には、『＋カウンタ』が600を越えた場合は、無条件で割る方が得って事になるんだけど、『＋カウンタ』の伸びが非常に悪くなるので、実は割らない方が良かったりするんだわな。
なんせ、大王冠1つで、6もカウンタの増加量を失うことになるんだから。
ただ、MBLでは、ドクロの増加量が+3に変更されたもんで、損益分岐を越えたら、割る方が必ず得になる、って調整が入ったんだけどね。
……俺が始めてMBLやったときは、そんなこと知らんかったよ！
閑話休題。
で、割らない方が得、って言うのは、ハイパー発動中では、『＋カウンタ』の増加量は、獲得アイテムに影響されるのではなく、『＋カウンタ』自身の数値によって変化することになるため。
| カウンタ | 増加量 | 次への以降に必要な 最大取得数 |
|---|---|---|
| 100未満 | +1 | 100個 |
| 100以上200未満 | +2 | 50個 |
| 200以上500未満 | +4 | 75個 |
| 500以上1000未満 | +8 | 63個 |
| 1000以上2000未満 | +12 | 83個 |
| 2000以上5000未満 | +16 | 188個 |
| 5000以上10000未満 | +20 | 250個 |
| 10000 | 破壊後のアイテムが 全て大王冠になる*5 |
809個*6 |
表にまとめると、こんな感じになるわけよ。で、大体、スコア的な損益分岐となる600前後を越えた辺りでハイパーを発動させると、必ず割る方が得になる計算になるのさ。なんせ、損益分岐の計算式が、406+4xではなく、448+4x。もしも、992で割ってドクロ回収しようものなら、2992と4428（1092＋1100＋1112＋1124）って事で、1500点ほど損する計算になってしまうと。
まぁ、ハイパーを発動させるのは、敵性物体の多い面・耐久値の大きい敵が登場する面・破壊可能なオブジェクトが存在する面、って事になるんだけど……
俺のルート選択の場合、湖畔と森林は、2幕で選択する、火山・墓場のための仕込みの面と割り切ってるところがあったりするんだわな。んなもんで、極力割らずに回収、って言ってるんだけどさ。
