#07・『Break the Wall 1st Half』#1

安定していません。(ダメジャン)
昨日は、予定外に休んじまったのが……あれだねぇ。弱いね(汗)。
ま、いろいろあってね。書ける精神状態に無かったのは事実なのよ。

Break the Wall 1st Half #1

最初から読みたい人は、5/1分からどぞ。

<-『幕間#1・時間的空隙』

 色々な意味で、ユリにとって衝撃的な一夜が明けた。ラスクは、そんな様子を微塵も感じさせずに、今朝も教室に顔を出しているし、その告白をしたシャロンにも、それが影を落としているようには、とても見えない。
――なんで、平気でいられるのよ…… 二人とも。
 沈みがちな様子の彼女を見て、何かがあった、とタイガは判断したが、その事には、触れないことにした。
「お前が悩んでもしゃーないやんけ」
 と、ユリの様子を見て、タイガがぼやいたところで、彼らの担任が教室に姿を現した。

「今度のフェスタコートの使用解禁期間がきまったわよ〜……って、あれ? ユリちゃんが、似合わないほど沈んでる気がするんだけど?」
「寝不足でテンション上がらんだけやと思いまーす」
 挙手しつつタイガが軽口で応える。
「えー? もしかして、ルキアちゃんに付き合わされて、夜更かし?」
「昨夜は、早々に切り上げましたよー」
 とのルキアの抗議を、ユリ以外の参加者の顔つきから、受け入れたのかアメリアも流すように言葉を続けた。
「悩める乙女なんだね〜 っと、与太話はこれぐらいにして。さっきも軽く触れたけど、今度のフェスタ解禁期間は、聞いて覚悟決めなさいよ」
 と、言葉を切って、煽ろうとしているようだが……キングリーグ参加者が居ないために、無駄にざわつく事にしかならない。タイガなどは、レオンに『覚悟決めるって言われてもなぁ?』と同意を求められて苦笑いを浮かべてさえ居る。
「三日間増量の十日間・二三〇時間!」
 と期間を告げはするが、ざわついた反応が収まることはない。
「ちょっと〜 もう少し覇気ってモノを持ちなさいよ ? 何、ラスク君」
「そんなこと言われても、ポーンやナイトじゃ、覇気の持ちようが無いと思います」
「それ言ったら、おしまいじゃない……」
 ある意味、正論とも言えるラスクの言葉に、ゲンナリとした表情を見せたアメリアだったが、取り敢えず聞かなかったことにして、話を進めることにした。
「で、今回も、キングリーグの参加者には、特別称号の話も上がっているんだけど……私のクラスに、それは関係ないわけよね」
 語尾では、視線をそらせて、引きつった笑みを浮かべてしまっている以上、『覇気を持て』との言葉にも説得力が無くなってしまう。
「あ、そうそう。今回のフェスタだけど、肩慣らしの予習は、どのメダルを選んでも、私が担当するからそのつもりで居てね」
 その瞬間、不平の声が湧き起こる。
「それじゃ、私からの連絡は以上。今日も一日、適当に頑張りましょう」
 と締めくくりの言葉を投げかけると、アメリアは、とっとと教壇を後にしていた。


『賢徒(けんと)の碑(いしぶみ)に、両親の名前がある』
 ラスクの生い立ちよりも、その『現在』を意味する、昨夜のシャロンの言葉が、ユリに暗い影を落としていた。
 どんな言葉をかければいいのか、どんな顔をすればいいのか。
 考えれば考えるほど、判らなくなる。
「ゆーりー」
「!?」
 突然の呼びかけに驚いてしまい、数センチは飛び上がったような気がした。
「ちょっと、そんなに驚くこと無いじゃないのよ」
 予想外に大きかったユリのリアクションに、ルキアが不満の声を上げた。
「おどかさないでよ。もう」
「今夜は、ゆっくりと聞かせてもらうからね」
 と言いながら、連れ出そうとするルキアに、ユリが抗議の意を覗かせる。
「ちょっと、だからって、なんで私まで」
「ユリもいる方が、早く聞いてくれそうだし。ね。ほら、はやくはやく」

To be continued...-> 『Break the Wall 1st Half #2』

あはは〜
時間削り取っちゃった。(マテ

いや、別に書かないワケじゃないよ。書くけど、最初に思い浮かべた流れで構成すると、無理や矛盾が生じそうだったから、構成を改めただけのこと。
しかし、推敲ぐらいはした方が良さそうね(汗)。
酷い話だ。

しかし……毎日のように絵を描いて、しかも、それとは別口で、同人誌まで作っちゃう人達って、本当にすげーわ……
俺には真似できん。
毎日書き出しだけでも、ヒーヒー言ってるのに。