#22・『Break the Wall 2nd Half』#3

昼間更新には裏がある。
なんて言ったところで、どんな裏なのか見てる側には判りゃしない。んで、説明すると、『ストック消化』って裏ですよ(笑)。
ちなみに、明日は……タバコ手持ち品の申告に関する説明会でゲセンの近くに行くんで……その後ゲセン行ってフィーバーする可能性があるので、何時更新になるのか読めません。(マテ
全体の流れに興味の湧いた人は、5/1から全部辿れるようにしてあるんで、どぞ。
おさらいに目を通した人でも、故意に欠落させている情報もあるんで、それを確認する意味で流れを追っかけるのも、悪くないかと。

Break the Wall 2nd Half #3

<-『Break the Wall 2nd Half #2』

「もう後一歩だったのにね」
 ペナルティとも言える、雷撃を受けて戻ってきたラスクに、アメリアが声をかけた。その手には、彼に渡すためと思しき、シルバーメダルがある。
「はい、今回のトーナメントでの成果」
 ラスクの首に、シルバーメダルを掛けると、確認するような素振りをアメリアが見せた。
「それじゃ、今回の撃破総計に応じての階級点をあげることになるんだけど……」
 次戦でのラスクのトーナメントランクを決めるための要素とも言える、過去五戦の総撃破点の合計を確認していたのだ。
「……だから。うん。これから、上級魔術士を名乗ることを認めます。おめでとう」
「ありがとう、ございます」
 半ば、確信していた昇格を改めて、言葉として耳にした格好になったのだが、ラスクとしては、少々不満の残る結果となっていた。
「なんだ、なんだ? その浮かない顔は。肩書きだけでも追いついたんだから、もっと嬉しそうな顔をしたら?」
「お、追いつくって、何の話ですか? 先生」
「そんなの決まってるじゃない。ユリちゃんの肩書き以外に何があるの?」

To be continued... -> 『Break the Wall 2nd Half #4』

はいよ、はいよ。ごーめんなさいよ。
これが、過去最少の分量だ!
「威張るな」って美乃梨さんの声が聞こえる…… orz
さてと……これから予定しているパートは、この日の夜でしょ。翌日の朝でしょ、で、最後。
一級昇級報告から三日分になるのか。
『上級魔術士ラスク・その昇格前後の三日間』ってところか(笑)?