……R・田中一郎って……28だっけ? 29だっけ?*1
妹のR・デコって、何番目だったっけ?
R・デコの型式番号でした。<R-29
R-TYPEだと、何に相当したっけかな? 機体番号29って。
……R-9DH? グレースノート…… 持続型波動砲の機体とは。
どうでも良いダベリはこんぐらいで。
多少面倒ではありますが、記事の上部に付いているカレンダーの2000-02に、この話の大まかなおさらいが乗っかってます。そこから、各partの先頭へのリンクが張ってありますので、よろしかったら、ご利用ください。
で、今のpartの先頭は、先週の月曜日となっております。
ンじゃ、本題。
幕間#3・私が一番聞きたい話#5
<-『幕間#3・私が一番聞きたい話#4』 「それじゃ……どこから聞かせてもらおうかな」 とルキアが切り出すと、流れで参加したような雰囲気のマラリヤすら、乗り出して来たようにユリには見えた。「ごまかしちゃおっかなー」と唇を動かすと、それを読み取ったかのように、マラリヤが鋭い眼光を投げかけてくる。 ……蛇に睨まれたカエル、ってこんな心境なんだろうか、とユリは思った。 「明日は来なくてもすむように、ちゃっちゃか済ませて欲しいアル」 ジト目でヤンヤンがユリに包み隠さず白状するように言葉を繋いだ。 「まずは……何時の話なの?」 「いつって、何が?」 主語を省いたルキアの言葉に、ユリが惚けるように聞き返す。と、その程度は、予想の範囲だったのか、準備していたかのように反問を投げ返す。 「この話の流れで、まだ惚けますか? ユリさん」 「だって、話がよく見えないんだもの」 「初めてのキスにきまってんじゃん」 隠すことすらしないルキアの言葉に、ユリは降参するしかないと、悟った。 「ホワイトデー」 「え?」 「だから、ホワイトデーだって言ってるの」 「って事は、ラスクの方から誘ったって事? うっわー、あの子、やることはちゃっかりやってるんだ」 「ちょっと、まだ、誰とも言ってないでしょ」 まだ明かしてない相手を決めつけるルキアに、ユリは抗議の声を上げるが、ルキアの方も負けては居ない。 「ってかさ、『それ』をはっしと抱きしめてて、それでファーストキスの相手が違う、ってのは新手の冗談よ?」 等身大のラスクが描かれたカバーに収められた抱き枕をぎゅっと抱きしめるユリをからかうように応え、 「ユリさんには、とても似合いませんわ」 と、とどめを刺すように言い放つ。ユリにしてみれば、どうにも、分の悪い相手のように思えて仕方がなかった。 「……違ってないけど」 「で、どこ、どこ?」 「ラスクの部屋」 とユリが応えると、すかさず冷やかすような声を上げる。 「ひゅーひゅー。やるときはやるもんねぇ。あの子も。ちょっとは見直したかな」 『見直したかな』との言葉に、違和感のようなものを感じたユリではあったが、その事を追求するよりも速く、ルキアの質問が飛んできていた。 「でもさ、ユリも、よく誘いに乗ったわね?」 「っな、い、良いじゃないのよ! 人が、誰を誘おうが、誰の誘いに乗ろうが!」 「だってさ、バレンタインの時、みんなにチョコ撒いてなかった? あ、もしかして、本命(ラスク)には別で渡してたとか?」 と、ルキアに指摘され、「いいじゃないのよ」とつぶやくように言い返す。 「ユリも隅に置けないなぁ」 とは、ルキアの率直な感想だった。なんとなくではあるが、彼女には、二人がどことなく似合っているように思えたところもあったからだ。 To be continued... -> 『幕間#3・私が一番聞きたい話#6』
まだ引っ張りますか? まだ引っ張ります。
……悪党ですね(苦笑)。
取り敢えずは泣き言。
ん〜っと、精神的平衡を失っていたりもしますが、どうにか生きてます。
糸切れそうになってるけどね(泣笑)。
*1:こんな話をしているのも、これを書いたのが、29回目だったからです。