簡易で逃げてるんで、取り敢えず、本文だけ。だべりとかは、後からね。
台風動き始めましたか。……別にさ、台風が秋の呼び込んでくれるんだったら、荒れてくれても構わんけどさ……くる前に、夏の気を撒き散らすのが、勘弁して欲しいところよね。orz
さてと、折り曲げた先にあるのは、いつものように、コピペから。
大まかなおさらいは、00年02月02日。って言っても、まだ、『術と導との境界線』しかないけどさ。で、話の頭は、先週の月曜日、つまり、8/7。で、今のパートの先頭が、昨日のこと。
術(すべ)と導(しるべ)とに別れた二人#2
<-『術(すべ)と導(しるべ)とに別れた二人#1』 「考えてみたら、久しぶりだね。この部屋に来るの」 「そう、だね」 何気なく漏らしたユリの感想に、ラスクがぎこちなく答える。 招かれている、いや、押しかけている立場とも言えるユリの方が、部屋の主でもあるラスクより、落ち着いているように見えるのは、何も、ラスクに下心があるから、と言うわけではない。ユリの一挙手一投足にラスクが警戒しているため、と言う方が正しいだろう。 「ねぇ、ラスク」 「何?」 「キス、しよっか?」 その瞬間、空気が凍る。 「ど、ど、どうしたのさ、急に?」 予想外の提案に、意味を理解できないラスクが、どもりながら聞き返す。と、ラスクの問いかけをはぐらかすように、反問でユリは答えた。 「したく、ないの?」 逃がさない、との意思表示なのか、答える最中に、ラスクに歩み寄ると、抱きかかえるように捕まえていた。逃げ道を奪われ、迫ってくるユリに対して、ラスクも素直に答える。 「ないわけじゃないよ」 「なら、どうして驚いたの?」 「突然なんだもの」 「私にしてみたら、突然でもなんでもないんだけどな」 「ユリにとっては、突然じゃなくても、ぼくにとっては突然なの」 と、ユリの問いかけに対して答えてみるが、彼女は、ラスクの言葉など聞き逃しているかのように、彼を抱き上げたまま、ベッドに向かっていく。 「あのさ……ぼくの意見は?」 「聞こえなーい」 と戸惑いつつのラスクの言葉に、ユリはからかうような言葉で応えつつ、自分だけがベッドに座る。 「あのさ、ラスク」 「な、なに?」 「私の肩に両手、そえてくれないかな」 とユリに促され、制服の上から彼女の肩にラスクが手を添える。と、 「そこじゃなくて、もっと外側」 少しイラついたようにユリが、ラスクの行いをただす。 「え? でも……」 ただされる格好になったラスクは、ユリの言っていることの意味を、理解したくない、と言いたげな表情で戸惑っている。 「言われたとおりにしないと、怒るよ」 「え? ……――っ……もう」 ためらいの表情を覗かせたのも一瞬だけのこと。意を決したように、ラスクは、ユリの腕に両手をそえた。 「それで良いの」 と、それを待ちかまえていたかのように、ユリが、体重を後ろに傾ける。まるで、ラスクが自分の上に覆い被さるように、いや、その場面だけを見てしまったら、ラスクがユリを押し倒したように見せるかのように。 「この前は、私が押し倒しちゃったから、これでおあいこ」 「ぼ、ぼくが押し倒したんじゃないよ、ユリがかってに」 「タイガが聞いたら、『空気読め、ぼうず』って言われちゃうぞ」 抗議の声を上げるラスクに、ユリはいたずらっぽい笑みを浮かべて言葉を投げ返していた。 To be continued... -> 『術(すべ)と導(しるべ)とに別れた二人#3』
ダベリ
きゃ〜
ラスクがユリを押し倒してる〜(棒読み)
……って、ユリがそうなるように仕向けたからなんだけどさ。明日どうなるのか期待する人も居るかも知れませんが、
全年齢対象やもしれん場所で、そう言う話は書かんよ!
そう言う話に持ってくとしたら……本にまとめる……のが一番の近道かな。
えーっと、ここで、また一つ悪い報せ……1話増えるやも知れず……(ォィ
って、増えるのは、この次のパートの話なんだけどね。