#04・『To the BORDER, It is 4 steps more.』#04

……全体のタイトルが決まってない状態で始めてたのが、今までの戯言だったから、どうでもいいタイトル着けてたけどさ、さすがに、通してのタイトル決まってるのに、それを掲げないのも……
え? らしくない? orz本気で言ってますか?
とか軽くダメージ受けて……



スタートは、06/12/04。おさらいは、いつも、と言うか、毎度のように00年2月4日に。
このパートは、最初のパートなんで、スタートの日が、パートの始まり。
……2日間も、コピペで放置してたよ。誰も突っ込んでくれないのは切ない限り。(´・ω・`)
では、本文。

To the BORDER, It is 4 steps more.#4

<- 『To the BORDER, It is 4 steps more.#3』

「もう少し、やり方があるでしょ?」
 タイガの言葉に応えるよりも、ルキアを非難することを選んだのか、荒げた調子で、彼女に言葉を叩き付ける。のだが、
「でさでさ、今、星幾つなの?」
 ユリの抗議など、何処吹く風。そんな様子で、ルキアは、二人の級位に、話題の中心を移していた。こうなっては、どのような抗議も意味を為さないと判断したのか、諦めたようにユリも、ルキアの問いかけに答えていた。
「六つ星(四級)。まだ、当分掛かるわよ」
「へぇ〜 ならラスクは?」
「ぼくも、六つ星」
「なんだ、つまんない」
「つまんないってどういう意味よ!」
 と、ユリがルキアの感想に噛みつくのだが、ルキアの方は、そんなユリのリアクションなど予想していたのかのように、動じていない。
「ここでさ、ラスクに星の数も追い抜かれてたら、ユリさんのことだから、もーっと、目の色を変えてトーナメントに行くんじゃないかなぁ、って思っただけ」
 動じるどころか、どことなくユリがトーナメントに出るようにけしかけているようにすら見える。
「……ラスク、コロセウムに行こ」
「え? あ、うん」
 ルキアの言葉に対する、ユリの間接的な返答が耳に入ったのか、カイルが血相を変えたように、言葉をかける。
「ユリさんも、ラスク君も、購買には顔を出しておく方が良いですよ」
「わかったー」
 と、カイルの言葉を聞き流しているような雰囲気でユリは答えていた。

「ところでさ、カイル」
「なんですか?」
「セリオスの時も思ったんだけどさ」「採寸の必要があるからですよ」
 ルキアの問いを先読みしたのか、素っ気ない言葉で購買部からの通達の狙いを答える。
「採寸?」
 どうして? と言いたげなルキアの言葉に、
「ええ。賢者になると、もう一種類の制服を着ることが許されるんですよ」
「もう一種類って、あの、白と紫のカラーリングの?」
 確認するようなルキアの言葉にカイルは、頷くだけで答えた。
「けど……別に、既製品で良いんじゃないの?」
「ラスク君の方は、それで良いんでしょうけど、ユリさんの方は、そうは行かないでしょう?」
 とカイルに返されて、ルキアは納得せざるをえなかった。
「あれだけ、身体のラインが出ちゃう造りじゃ……採寸する必要有るよね……」

「でもさ、カイル」
「なんでしょうか?」
「ユリだったら、着こなせるような気がするんだけど、どうして、あのモデルにこだわってるのかな?」
「きっと、タイガ君にしか判らない理由があるんでしょう」

To be continued... -> 『To the BORDER, It is 4 steps more.#5』

ダベリ

最後の昇格話にとっかかるまでに、二人しか賢者が居ないのはどうよ? とか、
セリオスに、「ラスアルハゲ」って名前はどうなんだろ? とか思ってたんだけど、
思いの外、動きが無くて、(。´・ω・。)。

で、前に定義したバッヂの意匠と星の数と、肩書きと級位の表現。一意で表せるようにしてみたり。一応、作中で表現される星の数と、プレイヤー側が情報として得る級位の情報との相関は、可能な限り補足していくけど、忘れてたら、それまでってことで。
まぁ、ペガサス(魔導士)以下は、10−星の数=級位に。グリフォン(賢者)は星の数+1=段位*1と言う形にね。
この形にすると、昇格直前、つまり、一級と十段は、みな星の数が九つになり、同様に、昇格直後、10級と初段は、星がない、って表現できるもんでね。

ま、今日は、こんなところで。続きは、また明日。

*1:初段は一段と判断