特に、MSゴシックなんて、標準設定じゃ、全然使いもんにならんぜ?
パ行とバ行の判読ができないのは最悪よね
「パ行とバ行」、「1iIl」や「0O」の判読がしやすくて美しいデザインの画面表示用フォントはないもんか? と思ってるふゆざきです。
おはこんばんちわ。
unix系列だと、そういうフォントも多そうなんだけど……如何せん、Truetypeじゃないもんだから、ブラウザ用途に使えないとか、悲しくなる現実が在るもんでね。
そんなもんで、俺が作業用にしているアプリでは、MSゴシックなんて、つかっちゃぁ、居ません。あれ以上のクソフォントは無い、とすら思ってます。
商用にしたところでさ、印刷での品質を追求しているもんだから、画面上では、アンチエリアスをonにしないと、見るに耐えないデザインになってしまうとか、そんなのばっかりでねぇ……
確かに、埋め込みビットマップをデザインするのは、コストがかかって仕方ないのかも知れないけど、そういう部分も手を抜かずにデザインしてくれてるフォントなら、買いたいなぁ、ってね。
考えてみたら、ワープロソフト買うときって、附属のフォントが目当てなこともあるんだよなぁ。
表示用のビットマップもきちんとデザインされたフォントが入ってることあるから。
そんなわけで、普通に使う分にはJS明朝を使ってることが多かったりする今日この頃なのですよ。
Y'oz FONTが、無難な感じなのかなぁ。
><
移動した証ですよ?
んなワケで、戯言は、この↓に移動なのです。
『越境〜光もたらすものと標星〜』#55
判っていると思うけど、こっちは、Bパートです。なので、サクサクと。
Across the BORDER.afterward.#4
<- 『Across the BORDER.afterward.#3』 それまでの制服に着替えて、ラスクの部屋に押しかけたユリは、彼のベッドに自分の白銀の制服を投げ出して、 「一回教室に顔出した方が良いよね」 と、ラスクに問いかける。 「とは思うけど、今日は、これからどうするの?」 クローゼットに、姉から渡された白銀の制服を掛けながら、ラスクが聞き返す。 「教室に顔出して、着替えを取りに戻って……デートしよっか?」 「今日は、何処に行くつもりなの?」 「ウィンズ・アイル」 「でも、今年は、紅葉が遅れてるって」 「良いじゃない。アクアアイルばっかりに行くのもなんだしさ。たまには、気分変える意味で」 とのユリの言葉に、返す言葉をなくしてしまい、 「それも、そうだね」 と、答えるのがラスクにできた精一杯の返答だった。 ユリの言葉にしたがって、教室に向かう道すがら、ラスクが彼女の制服の袖口を引っ張りながら、話しかける。 「教室行くのは良いんだけどさ、ユリ?」 「どうしたの?」 「バッヂ、外しとかない?」 「どうして? 別に良いじゃない?」 「ルキアさんが、さ……うるさそうじゃない?」 と自分たちのバッヂの変化をめざとく見つけそうな人物の名を上げて、ラスクがユリに提案する。と、ユリの方も、 「……確かに、うるさいかも」 と、心当たりがあるようにぼやく。 「それじゃ、ラスク、外してくれる?」 「え?」 「ラスクのは、私が外してあげるから」 「じ、自分でできるから、良いよ、してくれなくても」 と赤くなりながら、ユリの提案を拒もうとするのだが、 「キスはできるのに、バッヂは外してくれないの?」 との不服そうなユリの様子に、 「ソレとコレとは話が別! 背も届かないのに……」 強い声で反発した後、口を尖らせながら、自分と彼女との体格の違いが理由だとつぶやいた。 「そんなことぐらい判ってるけど……ラスクに外して欲しいんだもの」 とせがむように請われ、ラスクも渋々彼女のバッヂを外すことを受け入れることにした。 「だったら、外しやすい高さにしてよ」 「私が合わせるの? それとも、ラスクが合わせるの?」 「ユリがぼくに合わせて」 「おっけー」 と答えると、ラスクの両脇を抱え上げる。 「これで良いでしょ?」 「普通……逆だと思うんだけど」 「お? なんや、こっち戻ってきたんか?」 と、二人が教室に戻ってきたことに、真っ先に気がついたタイガが、呆れたように言葉をかけた。 「私がさ、教室に顔出しとこ、って言ったから」「いよっ! お二人さん! なんか良いことでもあったの?」 とのユリの言葉が終えるのを待たずに、ルキアが割り込んできた。 「なんで、そうだと思うのよ?」 と、割り込まれたことに不機嫌そうな表情を浮かべてユリがルキアに反問で答える。 「そうは言うけどさ、三人連れで戻ってくることが多いじゃない、あんたたちってさ」 ユリの反問に対して、ルキアが明確な事実、と言いたげに言い返し、 「それが、タイガだけ、先に戻ってくるなんて、何もないって考える方がどうかしてるわよ」 と、ダメを押す。そんな彼女の、強引と言えば強引な決めつけに、ユリはげんなりとした様子で答えるほかできなかった。 「そんなの、今に始まったことじゃないじゃない……」 To be continued... -> 『Across the BORDER.afterward.#5&#6』
ダベリ
爆弾発言してますか?
……いや、『ぽっきーげーむ』*1で、ねぇ。ルキアに、見せてるわけだし。これぐらいは、爆弾発言でもないでしょう。
さてと。ルキアが割り込んでくる場面に関しては、イメージ的には、(知ってる人間が絞られそうだけど)「相棒」での角田課長が在ったり。なんというか……ルキア使い、向こうに回しそうなイメージの持ち方ですね? とは言え、ルキアに対するイメージは、『子犬』って明言しているから、角田課長のそれってのは、必然と思われていたら、いいなぁ。
さてと……いよいよ、ストックがヤバいことになっているんで、今日のところは、この辺で。続きは、また明日。
*1:カテゴリー・『未回収』
『越境〜光もたらすものと標星〜』#54
……昨日のひき方、「ラスク使いなのか、お前?」って言われても、文句言えないな。
スタートは、06/12/04。おさらいは、いつも、と言うか、毎度のように00年2月4日に。
10月13日参戦後。ラスクのお披露目から、物語は続行でございます。
ところで、第1話へのリンクって……必要?
では、本文。
Across the BORDER.afterward.#3
<- 『Across the BORDER.afterward.#2』 「ごめんなさい。あんまり、ラスクが、その制服に小さすぎたから、思わず」 ラスクの抗議に、クリスも平謝りする他無かった。 「でも、早く、着せて貰っている、って印象から、着ている、って印象になるように頑張らなきゃね」 油断していると、溢れてきそうな笑いを噛み殺しながら、ラスクの気持ちを判っているかのように言葉を繋ぐ。と、ラスクの方も、彼女の言葉を承知していたのか、力強く頷いた。 「これで、満足?」 と、ユリが問いかけると、クリスも満足そうに頷いて応える。と、それに続けるように、ユリに問いかけた。 「明日の報告、その姿で行かれるんですよね?」 まるで、明日、ラスクのそばにいるのは、自分ではなく、ユリだと言いたげに。ユリも、その問いかけの答えは準備していたのか、ラスクの様子を伺うこともなく、応え始める。 「ルキアもうるさいしね」 突然出てきたルキアの名前に、クリスの方が、戸惑ってしまっていた。 「そうでなくても、ラスクにとって見れば、両親と同じ肩書きになったって報告でもあるんだから、晴れ姿で臨まなきゃね」 続いたユリの言葉に、クリスも納得したように頷いているのだが、不意に、頷くことを止めて、かしこまった態度でユリに向き合った。 「ちょ、ちょっとどうしたのよ?」 突然のクリスの変容に、ユリの方が戸惑っていると、 「ポーラスター様。私の弟、ラスク=エンライトンは、ご覧の通りの未熟者です。それでも、愚弟の手をとって歩むことを選ばれるのでしたら、どうか、傍にいてあげてください」 と、未だユリが名乗っていない、アメリアから授けられた名前で呼びかけた。 「クリス、どうして、その名前を、貴女が知っているのよ?」 「先生から聞いていましたから」 と達成感のようなものを漂わせながら、ユリの問いかけに、クリスは答える。 「私にも、興味はあったんですよ。もしかすると、妹になるかも知れない人の名前ですから」 「ちょっ!? ちょっと、なんて事言ってるのよ!」 「まだ、早すぎましたね」 あわてふためくユリに対して、優位に立っているようにクリスが言葉を繋いでいく。と、その言葉で落ち着きを取り戻したのか、少々どもりながらではあったが、 「そ、そう。まだ、早いんだから」 と、ユリも言葉を返していた。 「それじゃ、姉さん」 一般制服に着替えたラスクの呼びかけに、クリスも、短く応える。 「ちゃんと、父さん達に報告してくるのよ?」 力強くクリスの返答に応えると、準備していたかのようにラスクも言葉を投げ返す。 「次は、姉さんの番だからね」 「そうね」 いずれ言われるだろう事はクリス自身も覚悟していたが、思ったよりも早く告げられたことに、気持ちを新にしていた。 ――私も、エンライトンの子として相応しいところを見せなきゃならないものね。 To be continued... -> 『Across the BORDER.afterward.#4』